こんにちは、藍です。
前回の記事では、フィンランドのヘルシンキで岩の教会やムーミンと出会い、夜のコペンハーゲンへと移動しました。
今回はいよいよシリーズ最終地、 コペンハーゲンでの市内観光と帰国 までをご紹介します。
人魚姫像、ニューハウン、ローゼンボー城宝物館、衛兵交代式…。デンマークの首都コペンハーゲンの見どころと、 本場のホットドッグや等身大のお土産話 、そして ロストバゲージ事件の意外な結末 まで。8日間の旅の締めくくり、ぜひお楽しみください!
コペンハーゲンの朝・最終日のスタート

7日目 。スカンディック ホテル コペンハーゲンでの朝食はビュッフェスタイル。
シリアル、フルーツ、クロワッサン、 デンマーク発祥のシナモンロール など、北欧らしいパンが並びます。私はシリアルとバナナのヨーグルトボウル、クロワッサンとシナモンロール、そして 意外にもピクルスが朝食に登場 していたのが新鮮でした(笑)
オレンジジュースで身体を起こして、8日間の旅もいよいよ 最終日 。北欧4カ国を巡る長い旅を、コペンハーゲンの観光で締めくくります。
コペンハーゲン市内観光・実際のルート
JTBの日程表とは少し違う形で進んだのですが、実際に巡ったルートは以下の通りでした。
- 人魚姫像
- ゲフィオン噴水
- マリエルム教会(フレデリック教会) (外観)
- アマリエンボー宮殿 &衛兵交代式
- ニューハウン (写真撮影)
- ローゼンボー城 (外観)&宝物館入場
- 市内自由行動 (ウィンドウショッピング&昼食)
コペンハーゲンの観光名所は コンパクトにまとまっている ので、半日で主要スポットを効率よく巡れます。 海外旅行初心者の友人と一緒の最終日 、いよいよ最後の街を歩き出します!
人魚姫像:思ったより小さかった世界の有名彫刻

最初に向かったのは、コペンハーゲンといえばここ! 人魚姫像(Den lille Havfrue) 。
⭐ 人魚姫像
- アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフ にした青銅像
- 1913年 にビール醸造会社カールスバーグの創業者カール・ヤコブセンが寄贈
- 彫刻家 エドヴァルド・エリクセン の作品
- 高さ約 125cm 、重さ約175kg
- コペンハーゲンの ランガリニエ海岸の岩 の上に座っている
童話の世界から抜け出してきたかのような、もの悲しげな表情で海を見つめる人魚姫。
率直な感想を言うと… 思ったより小さかったです !
事前の写真ではもっと大きいイメージを持っていたのですが、実際は 大人の女性ぐらいの大きさ 。「世界三大がっかり名所」と言われることもあるそうですが、なるほど納得(笑)
でも、 アンデルセンの童話への愛が込められた像 だと思うと、その控えめさがかえって愛おしく感じます。背景の海と工業地帯のコントラストも、これはこれで現代のコペンハーゲンらしい光景でした。
ゲフィオン噴水:北欧神話の躍動感に圧倒

人魚姫像から少し歩いて、 ゲフィオン噴水(Gefionspringvandet) へ。
⭐ ゲフィオン噴水
- 北欧神話の女神ゲフィオン をモチーフにした巨大な噴水
- 1908年 完成、彫刻家アナス・ブントゴーの作品
- ゲフィオン女神が 4頭の牛(息子たち) に鋤を引かせる姿
- 神話によると、女神が一晩で土地を耕してできたのが シェラン島(コペンハーゲンのある島)
ダイナミックな水しぶきと、躍動感あふれる牛たちの彫像。鞭を振り上げる女神の力強い姿は、思わず立ち止まって見入ってしまう迫力でした。
…でも実は、私、 北欧神話のことをよく知らないんです 。
マーベル映画『マイティ・ソー』が北欧神話をモチーフにしているぐらいしか知らなくて… 「もっと勉強してから来ればよかった」 という気持ちが、第7話のウスペンスキー寺院に続いてここでも湧いてきました。
旅って、 知らないことに気づける時間 でもあるんですよね。帰ったら北欧神話の本を読んでみよう!と心に決めた瞬間でした。
マリエルム教会(フレデリック教会):大理石の緑ドーム

スカンジナビア最大級のドーム(直径31m)を持つ
続いて訪れたのは、 マリエルム教会(Marmorkirken) 、正式名称 フレデリック教会(Frederiks Kirke) 。
⭐ マリエルム教会(大理石教会)
- 通称 「大理石の教会」 と呼ばれる
- 1894年 完成(着工は1749年、150年近くかかった大事業)
- 緑色の 銅製ドーム が特徴
- スカンジナビア最大級のドームを持つ
- アマリエンボー宮殿のすぐ近くに建つ
直径31メートルの巨大な緑ドームと、周りを囲む彫刻、騎馬像…。ヨーロッパらしい荘厳な建築で、青空に映える美しい姿でした。
外観のみの見学でしたが、 アマリエンボー宮殿との位置関係 が絶妙で、宮殿前の広場から教会のドームを見上げる構図が、まさにヨーロッパの古都らしい風景。デンマーク王室と密接な関係にある教会だそうで、王室の儀式もここで行われるそうです。
アマリエンボー宮殿:衛兵交代式を見学!

マリエルム教会のすぐ隣にあるのが、デンマーク王室の冬の居城 アマリエンボー宮殿(Amalienborg) 。
⭐ アマリエンボー宮殿
- デンマーク王室の公邸
- 4つの宮殿 が八角形の広場を囲む独特な構造
- 1760年 頃に4人の貴族のために建てられ、後に王室が買収
- 中央には フレデリック5世の騎馬像 が立つ
- 現在のマルグレーテ2世女王(2024年に退位)も実際に住んでいた
そして、ここで嬉しいハプニング… 衛兵交代式 が見られました!
衛兵交代式について
- 毎日12時に行われる(王族が宮殿にいる時)
- 黒い熊毛の帽子(ベアスキン) をかぶった衛兵が特徴
- ローゼンボー城から行進して宮殿までやってくる
第6話のストックホルム王宮でも衛兵交代式を見ましたが、 デンマークの衛兵は黒い熊毛の高い帽子 が特徴的。整然とした行進と、観光客に囲まれながらも一糸乱れぬ動きは、見ているだけで凛とした気持ちになります。
「同じ北欧でも、衛兵のスタイルがこんなに違うんだな」と、 国ごとの王室文化の違い を肌で感じる瞬間でした。
ニューハウン:カラフルな運河の絶景

アンデルセンもこの景色を見ながら童話を書いたのかな
コペンハーゲンを象徴する観光名所 ニューハウン(Nyhavn) へ移動。
⭐ ニューハウン
- 17世紀に造られた 運河沿いの港町
- 黄色・赤・青 など色とりどりの建物が並ぶ
- かつては船乗りの街として栄えた歓楽街
- 童話作家 ハンス・クリスチャン・アンデルセン が長年住んだ場所(67番地など)
- 現在はカフェ・レストラン・運河クルーズ乗り場が並ぶ観光名所
青空の下、運河に映るカラフルな建物の連なり…。これぞ 「絵葉書のようなコペンハーゲン」 という景色!
私たちは時間の関係で 写真撮影のみ で運河クルーズはせずでしたが、それでも十分にニューハウンの魅力を堪能できました。古い帆船が運河に停泊している様子も、港町らしい雰囲気を盛り上げてくれます。
「アンデルセンもこの景色を見ながら童話を書いたのかな…」と想像すると、 物語の街・コペンハーゲン という感じがして、なんだかロマンチックでした。
ローゼンボー城外観&宝物館:豪華絢爛な王冠に圧倒

市内観光の最後を飾るのは ローゼンボー城(Rosenborg Slot) 。
⭐ ローゼンボー城
- 17世紀初頭 、デンマーク王 クリスチャン4世 が夏の離宮として建てた城
- 赤レンガとツインタワー のオランダ・ルネサンス様式
- 現在は デンマーク王室のコレクションを展示する博物館
- 地下の 宝物館 にはデンマーク王家の宝飾品が展示
赤レンガに緑のドームが映える美しい城。庭園に囲まれた佇まいは、まさに おとぎ話に出てきそうな雰囲気 。
そして城の見どころは、地下の 宝物館 !

中に入ると、薄暗い空間に きらびやかな王冠やレガリア(王権の象徴) が次々と現れます。中でも圧倒されたのが、 クリスチャン4世の王冠 。
⭐ クリスチャン4世の王冠
- 1595年 制作、戴冠式で使用された王冠
- 純金にエナメル細工、 ダイヤモンド・ルビー・サファイア・真珠 がふんだんに使われている
- 重量約 2.9kg
ガラスケースの中で 柔らかいライトに照らされて輝く王冠 は、本当に息をのむ美しさ。彫刻や宝石の細工がここまで細かく作り込まれているなんて、 400年以上前の職人技に脱帽 です。
第6話のストックホルムの王宮、ノーベル賞会場、第7話のウスペンスキー寺院…と、北欧各地で 王室文化 に触れてきたこの旅。最後を飾るローゼンボー城の宝物館は、まさに シリーズの集大成 にふさわしい体験でした。
自由時間:ロイヤルコペンハーゲン本店で迷った話
ここから市内自由行動の時間。
「お土産はコペンハーゲンでまとめ買いする」という旅前の計画でしたが、 すでにストックホルムのSilja Symphonyでマリメッコ&ファッツェルチョコ、ヘルシンキでムーミングッズ、コペンハーゲンの夜にIrmaでパスティルとグミ …と、ほぼ買い揃えてしまっていたんです(笑)
「あれ?もう買うものがない…」
ということで、自由時間は ウィンドウショッピング を楽しみました。
ロイヤルコペンハーゲン本店で迷う
コペンハーゲンといえば、世界的に有名な陶磁器ブランド ロイヤルコペンハーゲン 。
本店にも立ち寄り、店内を見て回りました。手描きの ブルーフルーテッド柄 のマグカップ、お皿、フィギュリン…どれも見ているだけでうっとりするほど美しい品々。
「マグカップ、買おうかな…」
何度も手に取って悩んだのですが、最終的に 断念 。
理由は単純で、 「もし日本に持って帰る途中で割ってしまったら…」という不安 でした。スーツケースに入れて長距離移動する間、衝撃で割れてしまったら… そんなに高価なものを買って割ったらショックが大きすぎる !
陶器のお土産って、 「持って帰れる自信」も必要 なんですよね。海外旅行初心者の方は特に、お土産選びでこういう判断は大事だなと感じました。
(写真は撮らなかったので、文章だけのご報告ですみません…!)
昼食:フードトラックでコペンハーゲン名物ホットドッグ

石畳の道端で立ち食いするスタイルも、現地の人になった気分で楽しい
自由時間が短かったので、レストランやカフェに入る時間はなく、昼食は フードトラックでホットドッグ を購入!
⭐ デンマーク名物Pølser(ペルサー)
- デンマーク式ホットドッグ の総称
- 街中の 赤いソーセージスタンド(Pølsevogn) で手軽に食べられる
- 100年以上の歴史を持つ国民的ファストフード
- 細長いソーセージを 柔らかいパンに挟む スタイル
私が買ったホットドッグは、 ピクルスがたっぷり 、揚げオニオン、マヨネーズ、ケチャップ、マスタード…と具材が豪華!細長いソーセージはパンからはみ出していて、見るからにボリューム満点。
ピクルスのシャキシャキ感とマヨネーズのコク、ソーセージの香ばしさが絶妙にマッチして、 これがコペンハーゲンの味かぁ! と感動しました。
石畳の道端で立ち食いするスタイルも、なんだか 現地の人になった気分 で楽しい!
スモーブローは次回チャレンジしたい
実はコペンハーゲンの名物といえば スモーブロー(Smørrebrød) という、ライ麦パンの上に色々な具材をのせたオープンサンドが有名。
でも今回は時間がなくて、レストランでゆっくりスモーブローを味わうことができませんでした。
次回コペンハーゲンに来た時は、必ずスモーブローにチャレンジしたい !旅って、 「次の楽しみ」を残して帰る のもまたいいものですよね。
コペンハーゲン空港 → 帰国フライト
午後はいよいよ帰国の途に。コペンハーゲン空港へ移動します。
⭐ロストバゲージ事件の意外な結末
ここで思い出したのが、 シリーズを通じて気になっていたロストバゲージ事件 。
第1話でも少し触れたのですが、 往路(成田→コペンハーゲン→オスロ) で、添乗員さんと一部のツアー客の方が 荷物が届かないというハプニング に遭遇していたんです。
ツアー客の方々の荷物は ノルウェー滞在中にホテルへ届いた のですが、 添乗員さんの荷物だけは結局見つからず 、ずっと最小限の身の回り品で旅を続けていたそうです。
そしてついに、 コペンハーゲン空港でようやく荷物が見つかった とのこと!
「コペンハーゲン空港で経由していた荷物が、ここに留まっていたんですね」と添乗員さん。8日間、慣れない服装で過ごしながらもプロとして仕事を全うされた姿に、改めて頭が下がる思いでした。
ロストバゲージから学んだこと
私自身は今回ロストバゲージを経験していませんが、 同じツアーで実際に体験した人たちを見て、意識が変わりました 。
- 預け荷物には貴重品を入れない
- 手荷物に最低限の着替えや洗面用具を入れておく
- 歯ブラシや薬は機内持ち込みに入れる
- 荷物に目立つタグやリボンをつけて識別しやすくする
「自分は大丈夫」と思っていても、 ロストバゲージは誰にでも起こりうるトラブル 。次の旅行からは、私も対策を万全にしたいと思います。
スカンジナビア航空SK983便で帰国
⭐ 帰国フライト
- 航空会社 :スカンジナビア航空(SAS)
- 便名 :SK983
- 出発 :コペンハーゲン空港 15:45
- 到着 :成田空港 翌日(10月14日)9:35
- 飛行時間 :約11時間
空港でのお買い物は特にせず、そのまま搭乗。
そして機内では…正直に告白します。 疲れがピークで、機内食も食べずにひたすら寝ていました (笑)
北欧4カ国を駆け足で巡る8日間。毎日違うホテル、毎日違う街、毎日違う体験…。楽しかったけれど、 やはり長距離移動の連続は体力を消耗 していたんですね。
機内食を逃してしまったのは少し残念ですが、 しっかり眠れたおかげで時差ボケも軽減 されたのは結果オーライでした。
成田到着:8日間の北欧4カ国の旅、無事終了
翌朝9:35、 成田空港に無事到着 !
8日間で4つの国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク)、5つの街(オスロ・フロム・ベルゲン・ストックホルム・ヘルシンキ・コペンハーゲン)を巡る大冒険が、ついに終わりました。
特に印象的なエピソードはなかったのですが(笑)、 「あぁ、日本に帰ってきたんだな」 という安堵と、 「ついに北欧の旅が終わってしまった」 という寂しさが入り混じる、不思議な感覚。
そして何より、 海外旅行初心者の友人と一緒に最後まで無事に旅を終えられた ことが、何よりの達成感でした。
8話を通じての気づき:ツアー旅行の魅力を再認識
8日間の北欧4カ国の旅を終えて、改めて感じたことがあります。
⭐ ツアー旅行ならではの効率性
4カ国周遊 という壮大なルートを わずか8日間で実現 できたのは、まさに ツアー旅行ならでは 。
- 国境を越える移動も全て手配済み
- ホテルチェックインも添乗員さんが代行
- 観光ルートも最適化されている
- 食事処も予約済み
個人旅行で同じルートを巡ろうとしたら、 倍以上の日数と労力 がかかったはず。 「効率良く世界の名所を体験したい」 という方には、ツアー旅行は本当におすすめです。
⭐ 海外旅行初心者にも安心
何より、 海外旅行が初めての友人と一緒に挑戦できた こと。
- 添乗員さんが常にサポート
- 言葉の壁を気にしなくていい
- 食事もホテルも安心
- トラブル(ロストバゲージ)も対応してくれる
「初めての海外旅行が北欧4カ国!?」と聞くと無謀に感じるかもしれませんが、 ツアー旅行という形なら十分実現可能 。私自身、 「旅したいのに一歩踏み出せない人の背中を押す」 ことができたなら、嬉しい限りです。
次回は、シリーズ最終話!
北欧4カ国を巡った8日間の旅、いかがでしたでしょうか?
次回は、 シリーズ最終話・第9話 として、8日間の旅全体を振り返り、 今回のツアーで感じた発見や、次に挑戦したい旅 について、シリーズ総まとめの記事をお届けします!
→ 次の記事:北欧ツアー⑨シリーズ総まとめ・北欧4カ国を巡って(準備中)
第8話まとめ:コペンハーゲン市内観光と帰国で印象に残ったこと
最後に、第8話で特に印象的だったことをまとめておきます。
⭐ 人魚姫像 :「思ったより小さかった」という正直な感想
⭐ ゲフィオン噴水 :北欧神話への興味が湧いた瞬間
⭐ アマリエンボー宮殿の衛兵交代式 :黒い熊毛帽の衛兵の整然とした行進
⭐ ニューハウン :カラフルな運河沿いの建物が織りなす絵葉書のような景色
⭐ ローゼンボー城宝物館 :400年以上前の職人技に圧倒されたクリスチャン4世の王冠
⭐ ロイヤルコペンハーゲン本店 :マグカップを買うか悩み、断念したリアルな葛藤
⭐ コペンハーゲン名物Pølser :ピクルスたっぷりのホットドッグ、石畳での立ち食いも楽しい
⭐ ロストバゲージの結末 :添乗員さんの荷物がコペンハーゲンで見つかった!
⭐ ツアー旅行の魅力再認識 :4カ国周遊を8日間で実現できる効率性と安心感
「北欧4カ国を駆け足で巡るなんて贅沢すぎる…」と思っていた旅の最初の頃。終わってみれば、 濃密で、効率的で、忘れられない8日間 でした。
次回はシリーズの締めくくり、 8日間を通じての発見と、次に挑戦したい旅 についてお届けします。ぜひ最後までお付き合いください!


コメント