スペイン周遊8日間④セビリア|アルカサル・スペイン広場と情熱のフラメンコ(ルックJTB)

ツアー旅行体験談

ルックJTB「スペイン満喫8日間」ツアーの旅行記、第4話です。第3話では白い村ミハスを散策しました。今回は4日目(1月5日)の午後から夜——アンダルシアの中心都市セビリアを観光し、夜は本場のフラメンコディナーショーを楽しみます。情熱の街の、盛りだくさんな一日です。

情熱の街セビリアへ、東方三賢者のパレードに遭遇

ミハスから移動し、午後はセビリア観光へ。訪れたこの日は1月5日。スペインでは翌1月6日の「公現祭(エピファニー)」に向けて、東方三賢者(Reyes Magos/スリーキングス)が街を練り歩く日でした。ちょうど、馬に乗った豪華な衣装の三賢者のパレードに出くわし、思いがけず季節の行事に立ち会えました。バルセロナのクリスマス飾り、レストランのベレン人形、そしてこのパレード——冬のスペインならではの光景に、旅のあいだ何度も出会えたのは幸運でした。

1月5日の東方三賢者(Reyes Magos)のパレード。冬のスペインの風物詩

スペイン広場:あの映画のロケ地に感動

まず訪れたのはスペイン広場。実は私、ここを映画『スター・ウォーズ』(エピソード2)のロケ地として使われた場所と知っていて、とても楽しみにしていました。半円形に広がる壮大な建物、その前を運河がめぐり、いくつもの橋が架かる——スケールの大きさに圧倒されます。

とくに目を奪われたのが、橋の欄干を彩る青と白の陶器(アスレホ)。細かな絵付けがびっしりと施されていて、近くで見るほど惚れ惚れしてしまいました。憧れの場所に実際に立てて、大満足のひとときでした。

スペイン広場。青と白の陶器(アスレホ)の欄干が美しい

レアル・アルカサル:まるでアルハンブラのよう

続いて、世界遺産のレアル・アルカサルへ。こちらは入場して見学しました。足を踏み入れてまず感じたのは、「あれ、アルハンブラに似ている…!」ということ。緻密な幾何学装飾やアーチが連なる中庭は、まさに第2話で見たグラナダの宮殿を思い起こさせます。

それもそのはず、ここはキリスト教の王が、イスラムの職人たちの技(ムデハル様式)を用いて築いた宮殿。宗教や文化が違っても、美しいものは受け継がれ、混じり合っていく——アルハンブラで感じたことを、セビリアでもまた噛みしめました。

レアル・アルカサルの乙女の中庭。アルハンブラを思わせるムデハル様式

宮殿に付属する庭園も見事でした。背の高いヤシの木、きれいに刈り込まれた生け垣、冬でも実をつけるオレンジの木々。手入れの行き届いた広い庭を、ゆっくり歩けました。

アルカサルの庭園。冬でもオレンジが実る手入れの行き届いた庭

セビリア大聖堂は外観のみ、内部は心残り

そしてセビリア大聖堂へ。世界最大級のゴシック建築のひとつとされる大聖堂で、外から見上げるだけでも、無数の尖塔や繊細な装飾に圧倒されます。ただ、この日は時間の都合で内部を見学することができませんでした。あれほど大きな聖堂の中がどうなっているのか、見られなかったのは正直、心残りです。これから行かれる方は、ぜひ内部見学の時間も確保することをおすすめします。

セビリア大聖堂(外観)。世界最大級のゴシック建築のひとつ

夕暮れの黄金の塔(オロ・タワー)

市内観光の締めくくりは、グアダルキビル川のほとりに建つ黄金の塔(トーレ・デル・オロ)。こちらは外観からの見学です。夕暮れどきの淡い空を背に、塔のてっぺんの丸屋根がぼんやりと浮かび、ヤシの木のシルエットと相まって、なんとも旅情をそそる眺めでした。

夕暮れの黄金の塔(トーレ・デル・オロ)。グアダルキビル川のほとりに建つ

夜は情熱のフラメンコディナーショー

そして、この日いちばんの楽しみ——フラメンコディナーショー。この日の夕食はホテルではなく、ショーの会場(エル・パラシオ・アンダルス)で、舞台を見ながらいただくスタイルでした。

照明が落ち、ギターの音色と歌い手の声が響くと、真っ赤な衣装のダンサーが登場。足を踏み鳴らすステップ、しなやかな腕の動き、そして凛とした表情——とにかく格好よくて、目が離せませんでした。歌(カンテ)、手拍子(パルマ)、ギター、踊り(バイレ)が一体となって生み出す熱気に、すっかり引き込まれてしまいました。

情熱のフラメンコショー(エル・パラシオ・アンダルス)

お食事は、野菜スープ、ローストポーク(ポテト添え)、フルーツサラダというコース。ショーに見入っているうちに進む食事は、また格別でした。ただ、会場が暗くて、お料理の写真は下の一枚のようにうまく撮れず…。臨場感のあらわれということで、ご容赦くださいね。

夕食はショーを見ながら。ローストポーク(会場が暗く手ブレ気味)

ショーの余韻に浸りながら、この日の宿HESPERIA SEVILLA(エスペリア セビーリャ)へ。朝の白い村ミハスから、午後のセビリア観光、夜のフラメンコまで、本当に濃い一日でした。

次回は、コルドバとコンスエグラの風車へ

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。第4話は、セビリア観光と情熱のフラメンコディナーショーをお届けしました。次回・第5話は、コルドバのメスキータやユダヤ人街を歩き、さらに『ドン・キホーテ』の舞台コンスエグラの風車へ。アンダルシアからラ・マンチャへと北上します。どうぞお楽しみに。

スペイン周遊8日間ツアー・シリーズ一覧(全7話+総まとめ)

ルックJTB「スペイン満喫8日間」ツアーの旅の記録を、全7話+総まとめでお届けしています。気になる回からどうぞ。

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