前回の記事では、私がイタリア行きにツアーを選んだ理由と、数あるツアーの中から旅物語を選んだ決め手についてお話ししました。今回はもう少し具体的に、ツアーの基本情報と、出発前に私が準備したことをまとめていきます。
旅物語「いいとこどりイタリア6日間」ツアーの基本情報
私が参加したのは、旅物語の「いいとこどりイタリア6日間」というツアーです。ツアー名のとおり、イタリアの主要都市を「いいとこどり」で効率よく巡れるのが最大の魅力でした。
基本情報
- ツアー会社:旅物語(プロモツアー)
- 出発日:2018年9月20日(木)
- 帰国日:2018年9月25日(火)
- 期間:6日間
- 利用航空会社:KLMオランダ航空
- 経由地:アムステルダム(行き帰りとも)
- 訪問都市:ローマ/バチカン市国/ピサ/フィレンツェ/ベネチア
- 添乗員:成田空港から同行
- 食事:朝食5回、夕食2回付き
ツアー料金 私が予約したときの基本料金は、出発日によって16万9,800円〜19万9,800円という設定でした。私が参加した9月20日出発はその中間あたりの価格帯です。これに燃油サーチャージや空港使用料、海外旅行保険などが別途かかりましたが、当時の正確な金額は記憶が曖昧になってしまいました。それでも、世界遺産5つを含む主要都市5都市を巡れる内容を考えると、コストパフォーマンスはとても良かったと感じています。
ちなみに、一人参加には追加代金が必要でしたが、これも他社と比べてリーズナブルな設定でした。一人参加の方も多いツアーで、出発前から「同じツアーに仲間がいる」という安心感がありました。
6日間の旅程ハイライト
ツアーの全行程をざっとご紹介します。それぞれの詳しい体験談は、次回以降の記事で書いていきますね。
| 日程 | 主な訪問先 | 宿泊地 |
|---|---|---|
| 1日目 | 成田 → アムステルダム → ローマ | ポメツィア |
| 2日目 | ローマ歴史地区&バチカン市国観光 | カレンツァーノ |
| 3日目 | ピサ → フィレンツェ歴史地区観光 | カレンツァーノ |
| 4日目 | ベネチア観光(サン・マルコ寺院、ガラス工房など) | ベネチア(メストレ) |
| 5日目 | ベネチア → アムステルダム(機中泊) | 機中泊 |
| 6日目 | 成田着 | — |
5都市を6日間で巡る、まさに「いいとこどり」の旅程です。移動は多めですが、その分内容が濃く、初めてのイタリアで「どこも行きたい!」と欲張りな私にはぴったりでした。
出発前に念入りに準備したこと:スリ・盗難対策
第1回でもお話ししたとおり、イタリア行きを決めてから一番心配だったのが治安の問題でした。だから出発前の準備で一番気合いを入れたのは、スリ・盗難対策です。
ガイドブックやネットの体験談をたくさん読んで、被害の手口を勉強しました。
- 観光地での集団スリ
- 地下鉄のドア付近での置き引き
- レストランで椅子の背にかけたバッグを盗まれる
- 「写真を撮ってあげる」と話しかけられて貴重品を奪われる
- ジプシーの子どもたちに囲まれている隙にバッグを開けられる
調べれば調べるほど怖くなりましたが、「知っていれば防げる」と考えて、対策グッズを揃えることにしました。
持って行ってよかった!スリ対策グッズベスト3
実際にイタリアで使ってみて「これは持って行って大正解だった!」と思ったグッズをご紹介します。
1. セキュリティポーチ(スキミング防止機能付き)
服の下に隠して身につけるタイプのポーチです。パスポート、クレジットカード、現金の大半をここに入れておきました。スキミング防止機能付きのものを選んだので、カード情報を盗まれる心配もなく安心でした。
服の下にあるので、街中で出し入れするのは少し面倒です。でも、ホテルを出る前に必要な分だけ財布に移しておく習慣をつければ問題ありませんでした。「もしもの時はこれだけは無事」という安心感は何ものにも代えがたかったです。
2. ショルダーバッグ(前持ちスタイルで使用)
普段使い用には、シンプルなショルダーバッグを持って行きました。観光中は常にこのバッグを前に抱える「前持ちスタイル」を徹底することで、スリ対策にしていました。
最初は前抱えにするのが少し恥ずかしい気もしましたが、現地では同じスタイルの観光客がたくさんいて、すぐに気にならなくなりました。大切なのはバッグそのものよりも、「常に身体の前で管理する」という意識だったと思います。
3. 南京錠(小型・TSAロック対応)
スーツケースはもちろん、ホテルのセーフティボックスが信用できないときにバッグの口を留めるのにも使えます。小さくて軽いので、念のため2個持って行きました。
このほかにも、貴重品を分散させるための小さなコインケースや、ワンタッチで首から下げられるパスポートケースなども役立ちました。「貴重品を一か所にまとめない」というのが基本の考え方です。
服装と持ち物の準備
9月のイタリアは、日中はまだ暑く、朝晩は少し涼しいという気候でした。私が実際に過ごしたのは、半袖Tシャツ+カーディガンというスタイルです。日中暑くなったらカーディガンを脱いで、朝晩や冷房の効いた場所では羽織る、というふうに調整しました。
防寒の予備としてストールも1枚カバンに入れていきました。結果的に防寒には使いませんでしたが、バチカンのサン・ピエトロ寺院など宗教施設では肩や膝を露出した服装では入場できないので、肩を覆う用としてサッと使えてとても重宝しました。
足元は絶対に履き慣れたスニーカーがおすすめです。ローマもフィレンツェも、観光中は石畳の上をひたすら歩きます。新しい靴で行ったら間違いなく靴擦れしていたと思います。
旅行中に学んだこと:グッズだけでは足りない「行動意識」の大切さ
ここまでスリ対策グッズの話をしてきましたが、実際に旅行を経験して強く感じたことがあります。それは「グッズを揃えるだけでは不十分で、行動そのものを意識することが何より大切」ということです。
実は今回のツアー中、同じグループで少し目を離した隙に、テーブルに置いていたスマホをすられてしまった方がいらっしゃいました。一瞬のことだったそうです。スマホは肌身離さず持つもの、という意識でいないと、レストランやカフェでうっかり置いてしまいがちですよね。
それから、帰りの便でも忘れられないハプニングがありました。アムステルダム経由の乗り継ぎ時間がギリギリで、私たち乗客は運良く飛行機に乗れたのですが、スーツケースが積み込まれずロストバゲージになってしまったのです。後日無事に届きましたが、中に家の鍵などの貴重品を入れていた方は本当に困っていらっしゃいました。
これらの経験から学んだのは、
- スマホや財布は「ちょっとだけ」でもテーブルに置かない
- 家の鍵やパスポートなど、絶対になくしてはいけないものはスーツケースではなく機内持ち込みのバッグに入れる
- 乗り継ぎが短い便ではロストバゲージのリスクがあることを想定しておく
ということです。スリ対策グッズはもちろん大切ですが、それ以上に「自分の行動を常に意識する」ことが、トラブルを防ぐ一番の方法なのだと実感しました。
出発前夜のドキドキ
すべての準備が整っても、出発前夜はやっぱり眠れませんでした。「忘れ物はないかな」「パスポートは大丈夫かな」「明日早起きできるかな」と、何度もスーツケースを開けて確認しました。
それでも、あれこれ準備しているうちに、不安より楽しみのほうがどんどん大きくなっていったのを覚えています。「ここまで準備したんだから大丈夫」——そう自分に言い聞かせて、私はついにイタリアへ旅立つ朝を迎えました。
次回はいよいよ、1日目〜2日目の体験談です。長時間フライトの様子と、ローマ・バチカンでの感動をお届けします!

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