プロローグ|HISインプレッソ『美しきアイルランド周遊7日間』体験記|旅の概要と準備まとめ

ツアー旅行体験談

旅のきっかけはHISの旅行積立の満期

2024年9月、私はHISの「インプレッソ 美しきアイルランド周遊7日間」というツアーに参加しました。
きっかけは、HISの旅行積立がちょうど満期を迎えたこと。積立をしていたおかげで「せっかくだから次の旅行に使おう!」という気持ちになり、すぐにHISのサイトを検索したり、店舗に行ってパンフレットを眺めたりしました。

ページをめくるごとに美しい風景写真が並ぶパンフレット。その中で、ひときわ目を引いたのがアイルランドの絶景と「世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ」の文字でした。テレビや旅行番組で見てからずっと心のどこかで行きたいと思っていた場所。パンフレットに写る自然の造形美を見た瞬間、「次の旅先はここだ!」と直感で決めたのです。

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アイルランドとの意外なつながり

実は私とアイルランドには、少し不思議な縁があります。
20代前半、英会話スクールに通っていた頃、担当してくれた先生がアイルランド出身の方でした。ある日、その先生が「ユーロが始まったばかりなんだ」と言って、実際の紙幣を見せてくれたのです。当時はまだ日本ではユーロが珍しく、とても印象に残りました。

一方で、その頃の私のアイルランドのイメージは、正直あまり明るいものではありませんでした。映画『デビル』や『パトリオット・ゲーム』の影響で、テロや紛争のニュース映像ばかりが頭に残り、旅行先としては「いつか行ければいいかな」と後回しにしていた国だったのです。

しかし、パンフレットで目にした澄んだ緑や神秘的な風景写真は、そんな固定観念を一気に塗り替えてくれました。「アイルランドって、こんなに美しいんだ」と、まるで新しい国を知ったような気分になり、気がつけば予約の手続きをしていました。

ゴールデンウィーク前に予約完了。早めの予約は気持ちも上向きに

ツアーを予約したのはゴールデンウィーク前。すでに催行決定していたこともあり、安心して準備を始められました。早めに旅行を決めると、毎日が少し特別になります。「あと○ヶ月で出発」と指折り数えながら過ごす時間は、旅行そのものと同じくらい楽しいものです。仕事で疲れていても、心の中には「もうすぐアイルランド」というワクワク感があり、自然と上機嫌で過ごせました。

出発は9月上旬。気候と服装の準備

出発は9月上旬。調べてみると気温はおおよそ15℃前後とのこと。日本でいえば晩秋に近い感覚でしょうか。涼しく過ごしやすい反面、朝晩は肌寒く感じるかもしれません。洋服は重ね着がしやすいように選びました。

また、今回のツアーは連泊が少なく、毎日ホテルが変わる行程。宿泊数分の衣服を効率よく用意する必要がありました。ヨーロッパは物価が高いこともあり、現地で飲み物を都度購入するのは出費がかさむと考え、お茶や水のペットボトルを日本から持参することに。これらの事情もあって、今回はバックパックではなくスーツケースで行くことを選びました。

スーツケースは空港へ宅配。便利なカード特典を活用

私は仕事を終えてからそのまま空港へ向かう予定だったため、事前にスーツケースを空港へ送ることにしました。利用したのは「住信SBIネット銀行プラチナデビットカード」の国際線手荷物無料宅配サービス。自宅から空港まで大きな荷物を持ち運ばなくて済み、とても快適でした。

旅行の準備で気になるのは「どう荷物を減らすか」ですが、宅配サービスを活用すると出発日も身軽に動けます。こうした小さな工夫が、旅をより楽しくしてくれるのだと実感しました。

旅行保険の準備も万全に

海外旅行で欠かせないのが保険です。住信SBIネット銀行プラチナデビットカードには海外旅行傷害保険が自動付帯されていますが、私はさらに安心をプラスするために追加契約をしました。

選んだのは「たびほ クレカプラス」。治療・救援費用が無制限になるプランで、ヨーロッパ7日間の費用は1180円。わずかな出費で大きな安心を買えるので、毎回必ず利用しています。旅行中は予想外のトラブルも起こり得るので、安心できる備えを整えてから出発するのが私のルールです。

これから始まるアイルランドの旅

こうして準備を進めるうちに、出発の日はあっという間にやってきました。
長い歴史と神話に彩られたアイルランド。世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの雄大な景観、緑の大地に広がる田園風景、ケルト文化の名残を伝える遺跡の数々。パンフレットで見た景色が現実のものになる日がついにやってきたのです。

これからの記事では、1日ごとの旅の様子を詳しく綴っていきます。ダブリンの街歩きから、ゴールウェイやモハーの断崖、そして世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイへ。女一人でも安心して参加できたツアーの体験談をお届けしますので、ぜひ次の記事も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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