ペルー旅行記④世界遺産リマ歴史地区を歩く|旅の終盤、そして思わぬトラブル

ツアー旅行体験談

マチュピチュ遺跡の感動を胸に、いよいよペルー旅行も終盤です。
この日は早朝からクスコを出発し、リマへ戻ります。

まだ暗い時間にホテルを出発し、空港へ向かいました。
朝食はホテルで食べる時間がないため、ボックス形式の簡単なもの。パンやフルーツなどが入ったシンプルな朝食でしたが、眠気の残る体にはちょうどよかった気がします。

空港に到着すると、クスコのひんやりした空気が印象的でした。標高の高い街を離れると思うと少し名残惜しい気持ちになります。

8:00、アビアンカ航空837便にてリマへ向かいます。
飛行時間は約1時間30分。アンデスの山々の上を飛びながら、あっという間にペルーの首都リマへ到着しました。

11:00、リマに到着。
空港では現地ガイドさんと合流し、そのまま世界遺産リマ歴史地区の観光へ向かいます。


世界遺産リマ歴史地区へ

リマ歴史地区は、スペイン植民地時代の建物が多く残るエリアで、1988年にユネスコ世界遺産に登録されています。

最初に訪れたのは、リマの中心ともいえるアルマス広場。
広場の周囲には、リマ大聖堂や大統領官邸など、歴史的な建物が並んでいます。

リマ歴史地区の中心、アルマス広場。スペイン統治時代の建物が並びます。

大統領官邸はペルー大統領の公邸で、厳重な警備がされていました。
建物の前には兵士が立っており、独特の緊張感が漂っています。

ペルー大統領官邸。アルマス広場に面した重要な建物です。

リマ大聖堂も荘厳な建物で、外観だけでもその歴史の重みが感じられました。
スペイン統治時代の面影を色濃く残す建築様式が印象的です。

リマ大聖堂。スペイン植民地時代の歴史を感じる荘厳な建物です。

広場を歩いていると、ヨーロッパの街並みにいるような感覚になります。
南米にいることを忘れてしまうほど、スペイン文化の影響が色濃く残っている場所でした。


デサンパラドス駅へ

観光の途中、現地ガイドさんがおすすめしてくれた場所へ案内してくれました。

それが デサンパラドス駅(Estación Desamparados)です。

旧デサンパラドス駅。現在は「ペルー文学館」として利用されています。

1912年に建てられた歴史的な鉄道駅で、現在は
「Casa de la Literatura Peruana(ペルー文学館)」として利用されています。

外観はクラシックなヨーロッパ風の建物で、とても美しい佇まいでした。

建物の中に入ると、静かな空間が広がっています。
かつて駅だったとは思えないほど落ち着いた雰囲気で、現在は博物館のような施設になっていました。

中でも印象的だったのが、天井のステンドグラスです。
光が差し込むと色とりどりの光が広がり、とても綺麗でした。

館内のステンドグラス。光が差し込むととても綺麗でした。

観光客はそれほど多くなく、ゆっくり見学できたのも良かったです。
ガイドさんが「ここはおすすめの場所なんですよ」と言ってくれた理由がよく分かりました。

こういう場所を案内してもらえるのも、ツアー旅行の良いところだと思います。


ペルー最後の昼食

リマ観光を終えると、昼食のレストランへ向かいました。
これがペルーで食べる最後の食事です。

ペルー最後の昼食。旅の終わりを感じるひとときでした。

レストランでは、ペルーの蒸留酒 ピスコ(Pisco)を使ったカクテルが出されました。

ペルーの蒸留酒ピスコ。ペルーを代表するお酒です。

ピスコはペルーを代表するお酒で、「ピスコサワー」というカクテルが有名だそうです。

ただ、私はお酒が飲めないので、ピスコはツアー客の方に飲んでもらいました。
「美味しいですよ」と言っていたので、少し気になりましたが、今回は見るだけに。

メイン料理はチキン、デザートはアイスクリームでした。
南米の料理はどんなものだろうと少し不安もありましたが、どれも食べやすい味で美味しかったです。

この日は晴れていて、日差しがとても強い日でした。
乾いた空気の中を歩いていたので、喉がカラカラ。

そこで飲んだのが、ペルーの国民的炭酸飲料 インカコーラです。

ペルーの国民的炭酸飲料「インカコーラ」。鮮やかな黄色が印象的。

鮮やかな黄色の飲み物で、最初は少し驚きましたが、
ほんのり甘くてどこか懐かしい味でした。

旅先でその国の飲み物を試してみるのも、旅行の楽しみのひとつですね。


いよいよ帰国…のはずが

昼食後は空港へ向かい、いよいよ帰国の途につきます。

16:35
アエロメヒコ航空 AM047便でメキシコシティへ。

飛行時間は約6時間15分。
機内では機内食が1回出ました。

帰国途中の機内食。メキシコシティへ向かいます。

ペルーの旅の思い出を振り返りながら、ぼんやりと過ごします。
マチュピチュの景色が頭の中に何度も浮かびました。

21:50、メキシコシティ到着。

ここで乗り継ぎをして、日本へ帰る予定でした。

ところが、入国審査の係員が突然こんなことを言ったのです。

「飛行機、飛ばないみたいよ」

思わず耳を疑いました。

「えっ、聞き間違いかな?」

そう思いながらも、添乗員さんのところへ向かいます。
ツアー客全員が集合すると、やはり聞き間違いではありませんでした。

飛行機が飛ばないのです。


まさかの2日間足止め

私たちは航空会社のカウンターへ向かいました。

そこには長蛇の列。

どうやら多くの乗客が同じ状況のようです。

幸いにもツアーだったため、添乗員さんがまとめて手続きをしてくれました。
本当に助かりました。

もし一人だったら、完全にパニックになっていたと思います。

原因は 機材整備

しかも驚いたことに、

2日間飛ばないとのこと。

半日程度の遅延は経験がありますが、
2日間の足止めは生まれて初めてでした。


空港ホテルへ

航空会社から説明があり、

  • ホテル
  • 食事

は航空会社が負担してくれるとのことでした。

私たちは空港内のホテルへ移動することになりました。

ただ、同じ状況の乗客が多いため、チェックインにもかなり時間がかかりました。
長時間のフライトの後だったので、正直かなり疲れていました。

部屋はツアー客の女性3人での相部屋。

初対面の方同士でしたが、
「大変でしたね」
「びっくりしましたね」

と話しながら、自然と打ち解けていきました。


仕事どうしよう…

一番頭をよぎったのは、

「仕事どうしよう…」

ということでした。

予定より2日も帰国が遅れるのです。

急いで職場へ連絡をすると、
とても寛大で優しい対応をしてくださり、本当にホッとしました。

こういう時、職場のありがたさを改めて感じます。


とにかく寝よう

色々な出来事が一度に起こり、
気持ちも体もかなり疲れていました。

それでも、ホテルの部屋に入った瞬間、

「ベッドで寝られる…」

とホッとした気持ちになりました。

シャワーを浴びて、ベッドに入ります。

長い一日でした。

そして、このメキシコでの思いがけない2日間が、
この旅の最後の思い出になるのでした。

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