【体験記⑥】日程5日目|マダバ・ジェラシュ・アンマン観光~帰国

ツアー旅行体験談

いよいよヨルダン滞在も最終日。
長くて濃密だった旅も、気づけばもう帰国の日を迎えていました。

朝の静かな時間と、名残惜しさ

朝7時、ホテルで最後の朝食。
この日もビュッフェスタイルで、パンや卵料理、フルーツなどの定番メニューが並んでいました。旅の終盤ということもあり、どこか名残惜しい気持ちで、いつもよりゆっくりと朝食を味わいます。

最終日の朝食。旅の終わりを感じながら、ゆっくり味わいました。

9時、ホテルを出発。
バスに乗り込むと、ここ数日で何度も顔を合わせてきたツアー客の皆さんとも、自然と会話が生まれます。初日は少し緊張していたのに、不思議なものです。旅を共にした時間が、確かな距離感を縮めてくれていました。

古代ローマの面影が残る、ジェラシュ遺跡へ

10時ごろ、ジェラシュ遺跡に到着。
ここは「中東のポンペイ」とも呼ばれる、古代ローマ都市の遺跡です。ヨルダンというと砂漠や岩の遺跡のイメージが強かったので、ローマ遺跡の規模の大きさには少し驚きました。

中東に残る、古代ローマ都市ジェラシュ。
想像以上に広く、歩きごたえのある遺跡でした。

石畳の道、列柱通り、神殿跡、円形広場…。
どこを歩いても「古代ローマの都市に迷い込んだ」ような感覚になります。遺跡のスケールが大きく、見どころも多いため、歩きごたえは十分。ただし、日陰がほとんどないので、水分補給・サングラス・日焼け止めは必須でした。

観光中、ふと足を止めて周囲を見渡すと、遺跡の中に立つ自分が少し不思議に感じられます。
「なぜここにローマの都市が?」と、歴史の流れに思いを馳せる時間も、旅の醍醐味だなと感じました。

地元感たっぷりのランチタイム

ジェラシュ遺跡観光後は、昼食のレストランへ。
観光客向けというより、地元の方が多く利用しているお店で、ここでいただいたのがヨルダンの定番ストリートフード、シャワマルです。

地元の人でにぎわうレストランでシャワマル。素朴だけど美味しいヨルダンの定番。

薄く焼いたパンにお肉や野菜を挟んだシンプルな料理で、日本でいうとファストフードのような感覚。
気取らない味ですが、スパイスが程よく効いていて、とても美味しく感じました。観光地のレストランとはまた違う、日常のヨルダンを少し垣間見た気がします。

アンマン市内観光|人々の暮らしと歴史が重なる場所

昼食後は、アンマン市内観光へ。
まず訪れたのは、街を見下ろす高台にあるアンマン城(シタデル)と考古学博物館です。

アンマン城(シタデル)は、
街を見下ろす高台にある広大な遺跡。

ここもまた、想像以上に広い遺跡でした。
歩いていると、遺跡を背景に結婚記念の写真を撮影しているカップルの姿が目に入ります。観光地であると同時に、地元の人にとっても大切な場所なのだと感じました。

遺跡からは、アンマンの街並みとローマ円形劇場を見下ろすことができます。
古代遺跡と現代の街が同時に視界に入る景色は、アンマンならでは。何層もの歴史が折り重なっていることを、目で見て実感する瞬間でした。

遺跡の向こうに広がるアンマンの街とローマ円形劇場。古代と現代が同時に見える景色。

最後のお土産タイムに、ほっと一安心

アンマン市内観光の後は、地元のショッピングモールへ。
実はこの時点まで、ほとんどお土産を買っていなかったので、内心少し焦っていました。

自分用のお土産には、スターバックスでヨルダン限定のタンブラーを購入。
職場へのお土産には、試食して美味しかった「Al Hamawi」のクッキーを選びました。

モールはとても広く、清潔で、日本のショッピングモールと大きく変わらない印象。価格も日本と同じくらいかな、と感じました。ただ、観光地のお土産店よりも、質の良いものを落ち着いて選べたので、結果的には大満足です。

「お土産をちゃんと買えた」という安心感に包まれ、ようやく旅の終わりを実感しました。

ヨルダン最後の夕食と、思いがけない交流

ショッピング後は、ヨルダンでの最後の夕食へ。
レストランでは、水たばこを体験しているツアー客の方もいて、和やかな雰囲気でした。

ヨルダン最後の夜。
地元の人との交流も、忘れられない思い出に。

食事の途中、隣のテーブルにいたご家族から「一緒に写真を撮りたい」と声をかけられます。
突然のことに少し驚きましたが、せっかくなので一緒に写真撮影。言葉は多く通じなくても、笑顔で交流できた時間は、旅の良い思い出になりました。

まさかのビジネスクラス体験

夕食後は空港へ。
このあたりから疲れがピークに達し、正直あまり記憶がありません(笑)。

深夜2時25分、カタール航空QR405便でアンマンからドーハへ向かう搭乗時、思いがけない出来事が起こりました。
なんと、ビジネスクラスへ無料アップグレード

まさかのビジネスクラスへ無料アップグレード。
人生初の体験でした。

人生初のビジネスクラスです。
機内ではアラビックコーヒーのサービスもありましたが、残念ながら私の口には合いませんでした。機内食はきちんとした食器で提供され、とても豪華。ただ、夜中だったこともあり、あまりお腹が空いておらず、少ししか食べられなかったのが心残りです。

それでも、約2時間40分のビジネスクラス体験は、忘れられない思い出になりました。

帰国、そして旅の余韻

7時15分、カタール航空QR812便でドーハから羽田へ。
約10時間15分のフライト。機内食は2回提供されましたが、疲れ切っていた私は、ほとんど眠って過ごしました。

23時30分、羽田空港に到着。
入国手続きを終え、ターンテーブルで添乗員さんに挨拶をします。その後、同じツアーで天然温泉平和島を利用する方々と一緒にシャトルバスへ。

スーツケースはロッカーに預け、施設へ。
アメニティも揃っていて、手ぶらでも問題ありませんでした。始発までの数時間、ツアー客の皆さんとおしゃべりをしながら過ごし、早朝の電車で帰宅。

長かったヨルダンの旅は、こうして静かに幕を閉じました。

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