はじめに|“機内持ち込みだけ”に挑戦した理由
旅行に出るたびに悩むのが、「荷物、どうする?」問題。
私もかつては、大きめのスーツケースに「これも一応持っていこう」と、あれこれ詰め込みすぎていました。
でも、あるとき思ったんです。
「もっと身軽に旅ができたら、もっと自由に動けるんじゃない?」と。
特に、ひとり参加のツアーでは、ホテルのチェックイン前に観光したり、石畳をスーツケースごと転がしたりと、意外と“荷物を持っての移動”が多いもの。
そこで私は思い切って、「機内持ち込みだけで旅してみよう!」と軽量パッキングに挑戦してみました。
理由はシンプル:
- 預け入れ荷物の待ち時間をなくしたい
- ロストバゲージのリスクを減らしたい
- 移動中も身軽でいたい
実際にやってみると、想像以上に快適!旅先での自由度がグッと高まりました。この記事では、私のパッキングの工夫や持ち物リスト、気をつけたいポイントなどをご紹介します。
パッキング準備ステップ|無理なく荷物を減らすコツ
● 旅程と気候をしっかり確認
まず最初にするのは、日程・気温・ホテルの設備チェック。
「何泊する?」「寒暖差は?」「洗濯できる?」
これを把握しておくと、無駄な衣類を減らせてグッと荷物が軽くなります。
私は、3泊以内の旅なら着回し前提で2〜3セット、ホテルに洗濯機があるとわかれば、さらに減らして1〜2セットに調整します。
● 必需品と「迷うもの」を分けてみる
まずは「絶対に使うもの」だけをピックアップ。
次に「あると便利かも?」と思うものを並べてみて、必要性を冷静に判断。
実際、迷ったアイテムの多くは使わないことがほとんど。
私は「迷ったら置いていく」をマイルールにしています。
● 着回せる服を選ぶ
トップスは2枚、ボトムス1枚、羽織もの1枚。
この基本セットで3日間を乗り切れるようにコーディネートを組みます。
ポイントは色味を統一すること。シンプルな白・黒・ベージュ系で揃えると、どの組み合わせでも違和感なく着られます。
コンパクト化のために工夫したこと
軽量化には小さな工夫が積み重なります。私が実践しているポイントはこちら:
- 衣類はロール状にして収納:しわになりにくく、隙間も有効活用できます
- 液体は100ml以下&ジッパーバッグへ:国際線の機内持ち込みルールに対応
- 折りたたみエコバッグを持参:現地の買い物や荷物の仕分けにも便利
- 紙のチケットやガイドはスマホで管理:必要な情報はGoogleドライブに保存&オフラインで閲覧可能に
- 圧縮ポーチを活用:衣類のかさがグンと減り、バッグ内が整理しやすくなります
実際に持っていったアイテム紹介|2泊3日の旅の場合
私が実際に持って行った持ち物は以下の通りです。シンプルだけど、これで十分でした。
衣類類:
- Tシャツ2枚(色違い)
- ボトムス1本(シワになりにくい素材)
- カーディガン1枚(冷房・気温差対策)
- 下着2セット+速乾性インナー
- 靴下2足、パジャマ代わりのリラックスウェア
ポーチ類:
- 洗顔料・化粧水など最小限のスキンケア(100ml以下)
- 歯ブラシ・小さな歯磨き粉・絆創膏や常備薬
ガジェット:
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル類
- 小型の変換プラグ(海外旅行時)
バッグ類:
- 斜めがけショルダーバッグ(パスポート、財布、スマホなど貴重品を常に身につける用)
- エコバッグ(スーパーや市場で活躍!軽くて折りたためるタイプ)
この構成で、機内持ち込み可能な布製スーツケースにすべて収まりました。バッグの中もスッキリ整理できて、空港のチェックインもスムーズ。リュックでは心もとないと思っていた方にも、スーツケースなら安心して軽量パッキングを始められると思います。
やってみて感じたメリット&注意点
◎ よかったこと
- 荷物が軽くて移動がラク!
→特に階段のある駅や石畳の道では大助かり。 - 空港で預け入れ・受け取りの時間がゼロに
→スムーズに出発・移動ができる! - 失くし物・忘れ物が減った
→アイテムが少ないので管理もラク。 - 本当に必要な物が見えるようになった
→ミニマルな旅は意外と快適です。
△ 気をつけたいこと
- 液体物の制限は航空会社ごとに微妙に異なる
→事前にチェックしておきましょう。 - 重さオーバーにならないよう注意
→私は電子スケールを活用しています。 - お土産スペースが足りなくなることも
→行きは余裕を持って詰めておくのがコツ。
おわりに|身軽な旅は、心まで軽くなる
初めて“機内持ち込みだけ”で旅をしたときは不安もありました。
「本当に足りるかな?」「着替えは?」「お土産はどうしよう?」と心配もありました。
でも、実際にやってみると、「これで十分だった!」という手応え。
必要最小限の荷物で旅すると、移動も軽やか、心にもゆとりが生まれました。
ものを持ちすぎないことで、「感じること」「出会うこと」に意識が向くようになった気がします。
これからも、私なりの“ちょうどいい旅スタイル”を模索しながら、旅をもっと自由に楽しんでいきたいと思います。
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