朝のベルファストで迎える2泊目の朝
この日は朝6時過ぎに起床。前夜と同じホテル内レストランで朝食をとりました。
ビュッフェの内容は種類が多すぎず、かといって少なすぎずちょうど良いバランス。パン、卵料理、ソーセージ、フルーツ、ヨーグルトなどが並びます。旅行中はつい「しっかり食べておこう」と思ってしまうので、いつもより少し食べ過ぎてしまいました(笑)。

8時15分、バスに乗りホテルを出発。いよいよこの旅のハイライトのひとつ、世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイへ向かいます。
世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイへ
ベルファストから北へ約1時間半。車窓から見える景色は次第に都会から緑豊かな田園風景へと変わり、旅の高揚感が増していきます。
この日はあいにくの雨が降ったりやんだりの天気で、風もかなり強め。それでも「ついに来た」という気持ちのほうが勝っていました。
ビジターセンターに到着後、海岸まで徒歩で向かうこともできますが、今回はシャトルバスを利用。海に近づくにつれ、目の前に現れるのは無数の六角形の石柱――そう、柱状節理の大地です。

想像していた以上にスケールが大きく、自然の力強さに圧倒されました。私はなぜか柱状節理に強く惹かれてしまうタイプで、足元の石をひとつひとつ眺めながら「これがどうしてこんな形になったのか…」と不思議な気持ちに。端から端まで歩いてみたかったのですが、観光時間は約1時間と限られているので、少し早めに切り上げて集合場所へ戻りました。


帰りも再びビジターセンターまでバスを利用。雨風の強い日は体力を温存できるのでおすすめです。
ビジターセンターには広々としたギフトショップがあり、アイルランドらしい雑貨やお菓子、自然をモチーフにしたグッズなどが揃っていました。結局何も購入しなかったものの、見ているだけでも楽しい時間でした。
ベルファストに戻りランチタイム
ジャイアンツ・コーズウェイをあとにしてバスは再びベルファスト市内へ。お昼は市内中心部の老舗レストラン 「The Morning Star」 でいただきました。
こちらは地元の方にも愛される歴史あるパブレストランで、クラシックな内装が印象的です。

- 前菜:シーフードチャウダー
- メイン:ギネスパイ
- デザート:プディング&アイス



というアイルランドらしいメニュー。どれもボリュームたっぷりでしたが、美味しくてペロリと完食しました。
ちなみにアイルランドのレストランでは、日本と同じようにお水が無料で出てくることが多いです。私は特に飲み物を追加注文することはありませんでした。
ベルファスト市内観光へ
ランチの後は、現地ガイドさんの案内で ベルファスト市内観光 がスタート。
この街は北アイルランドの首都であり、歴史的に複雑な背景を持つ場所です。
まず訪れたのは シティホール(City Hall)。1906年に建てられた壮麗な建物で、外観だけでも圧巻。中には美しいステンドグラスや歴史を感じる展示があり、ベルファスト市民の誇りを感じられました。

次に向かったのは タイタニック・ベルファスト(Titanic Belfast)。かつてこの地で造られた豪華客船タイタニック号の歴史を学べる博物館です。外観は船の船首をイメージしたユニークなデザイン。中では当時の造船技術や乗客の生活を知ることができ、悲劇の裏にある人々の物語に触れることができました。

自由時間とベルファストでのお買い物
市内観光が終わると、ベルファスト中心部で自由時間となりました。解散場所はお土産ショップ 「Carrolls Irish Gifts」 の前。ホテルまでは歩いて帰れる距離とのことで、私はここで一旦グループを離脱しました。
まずはお土産探し。職場へのお菓子をどうしようかと悩んでいたので、スーパーマーケット巡りをすることに。Marks & Spencer や Tesco などのスーパーは、お手頃で気軽に買えるお菓子や紅茶が豊富に揃っていておすすめです。



夕食はホテルでのんびりと
この日の夕食は外でレストランに入るほどお腹が空いていなかったので、Marks & Spencer でサンドイッチを購入。ホテルの部屋でゆっくりいただくことにしました。
方向音痴なのでホテルまで迷わず帰れるか少し不安でしたが、無事18時半頃には到着。途中、ホテル併設の小さなスターバックスを覗いてみたものの、特に限定メニューはなかったのでそのまま部屋へ。
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温かい紅茶を淹れて、ゆったりとした時間を過ごしました。二連泊したこのホテルとも明日でお別れ。翌朝は7時30分出発なので、夜のうちに荷造りを済ませ、テレビを見ながら一日の余韻に浸りました。
この日のまとめ
- 世界遺産 ジャイアンツ・コーズウェイ の壮大な柱状節理は一生の思い出になる絶景
- ベルファストでは歴史と文化を学びつつ、自由時間でスーパー巡りを楽しめた
- ツアー食事は想像以上に充実していて、ランチのギネスパイは特におすすめ
長い移動や観光で体力は使いましたが、憧れのジャイアンツ・コーズウェイを実際に自分の目で見られた感動は格別でした。ツアーならではの安心感と効率の良さも実感できた一日。明日からはいよいよアイルランドの西側へと進んでいきます。
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