国内旅行を「ひとり」で旅するのは今回が初めて。
これまでは海外ツアーや友人との旅行が多かったので、正直「ちゃんと行動できるかな?」と不安でいっぱいでした。それでも自由気ままに歩けるひとり旅に憧れがあり、思い切って大阪行きを決めました。ドキドキしながら、いよいよ旅のスタートです。
初めてのスターフライヤー
出発は朝8:45、羽田空港からスターフライヤーに搭乗。黒を基調としたデザインがシックで、前から気になっていた航空会社です。短いフライトなので窓側を予約。
離陸後すぐに夏空に浮かぶ富士山が目に飛び込み、思わずカメラを構えてパチリ。

機内では「オリジナルブレンド タリーズコーヒー」を注文。チョコレートが添えられていて、小さな心遣いが嬉しく感じました。あっという間に関空に到着です。
プライオリティパスで「ぼてぢゅう」ランチ
関空では初めてプライオリティパスを利用し、「ぼてぢゅう」で昼食。
注文したのは海鮮ちらしと名物ミックスジュース。


空港での食事なのにしっかり大阪らしさを味わえて、旅気分がぐっと高まりました。
荷物の預け先でひと工夫
今回の旅行は、このあと阪急のアジアミステリーツアーが3日間控えていました。そのためスーツケースを空港から送ろうとしたのですが、便名が分からず断念…。仕方なく空港の手荷物一時預かりを利用することにしました。ここで活躍したのが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」。特典で預かり料金が無料になり、ちょっと得した気分。思わぬところでカードのメリットを実感できました。
大阪市立美術館でゴッホ展
この日は観光先を悩みに悩んだ末、「大阪市立美術館」で開催中のゴッホ展へ。東京でも開催予定がありますが、山田五郎さんがおすすめしていたリニューアル後の美術館にどうしても行ってみたかったのです。
美術館の外観はレトロな建築が印象的で、館内のシンプルなステンドグラスも素敵でした。夏休み期間ということもあって少し混んでいましたが、雰囲気を味わいながらの鑑賞も良い時間に。次回訪れるときは、併設のカフェにも立ち寄ってみたいなと思いました。

チケットは移動中にオンライン購入。音声ガイドはアプリで試みたもののうまくいかず、美術館で現金払いしてレンタルしました。展示では、特にパリ時代以降の明るい色彩の作品に心を奪われました。まるで物語に入り込むような感覚で、約2時間じっくり鑑賞。ミュージアムショップではロルバーンのノートやマスキングテープを購入し、旅の記念にしました。

小物は思い出に残りやすい
慶沢園と茶臼山で歴史散策
美術館の隣にある慶沢園へも足を運びました。美術館チケット提示で割引になり、200円で入園。

池を囲む庭園は緑豊かで、都会の喧騒を忘れるひとときでした。カラスが多いのは都会あるあるでしょうか。
その後は茶臼山へ。大坂冬の陣では徳川家康の、夏の陣では真田幸村の本陣が置かれた歴史スポットです。小高い丘に立つと「ここであの戦いが…」と歴史に思いを馳せました。

チーズケーキと電車ハプニング
天王寺駅で「りくろーおじさんのチーズケーキ」を購入して関空へ向かうことに。

ところがここでハプニング。直通だと思い込んでいた電車が途中で乗り換えが必要な便で、気づかず乗り過ごしてしまいました。慌てて引き返し、予定より30分遅れて関空に到着。ひとり旅ならではの失敗も、後から思い返すと良い思い出です。
ホテルで過ごす夜
関空でスーツケースを受け取り、551蓬莱で豚まん弁当を購入。

ホテルのシャトルバス乗り場へ行ったものの、方向音痴の私は逆方向で待ってしまい慌てて移動。無事に乗れてホッとしました。運転手さんは気さくな方で、周辺の飲食店の情報まで教えてくださり安心しました。
宿泊は「ホテルアストンプラザ関西空港」。空港から20分ほどで着き、チェックイン時に翌日のシャトルバスを予約。客室はシンプルなビジネスホテルで、浴室はユニットバス(トイレ別ではないがウォシュレット付き)。テレビ、ポット、インスタントのお茶、ドライヤー、スリッパ、寝間着のガウン、化粧水などのアメニティもあり、手ぶらでも不自由しない便利さ。旅の前後泊には十分で、「関空利用時の定宿にしようかな」と思えるホテルでした。
夕飯に551のお弁当を美味しくいただいた後、大浴場へ。ちょうど貸し切り状態で快適でした。洗濯物を手洗いし、乾燥機で乾かしてスッキリ。部屋に戻ってからはデザートにチーズケーキを少しだけ。残りは翌朝の楽しみにして、旅ノートに一日の記録をまとめてから眠りにつきました。
ひとり旅を終えて
こうして大阪ひとり旅は終了。初めての国内ひとり旅は、小さな失敗も含めてすべてが思い出になり、今まで以上に「旅を続けたい」という気持ちを強くしました。翌日からは阪急のアジアミステリーツアーに参加し、神戸観光も楽しみました。その記録はまた改めて書きたいと思います。
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