旅の始まりは、できればスッキリした気分で迎えたいもの。
でも、夜便で出発するとなると、仕事帰りにそのまま空港に直行するパターンも多く、汗や疲れをリセットできないまま搭乗…なんて経験、ありませんか?
実は私も以前、出国後のラウンジでプライオリティパスを使ってシャワーを浴びようとしたところ、まさかの大混雑。時間的に諦めるしかなく、少しモヤモヤしたまま飛行機に乗ったことがありました。
それ以来、出国前にシャワーを済ませておくのが私の旅の定番。今回はそんな経験をもとに、羽田空港と成田空港で夜便前に使えるシャワー施設をまとめてご紹介します。
✈ 羽田空港:出発前に安心のシャワー施設
【TIATシャワールーム(国際線 第3ターミナル)】
私がよく利用しているのが、TIAT(東京国際空港ターミナル)のシャワールーム。国際線ターミナル(第3)の到着ロビー階(2階)にあり、出国手続き前に気軽に立ち寄れるのが魅力です。
- 利用時間:24時間営業
- 利用料金:30分 1,050円(延長10分ごとに530円)
- アメニティ:タオル、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー完備
- 支払い:現金・クレジットカード
コンパクトながら清潔感があり、女性一人でも安心して使える雰囲気。
利用時間が30分と限られているので、替えの下着・タオル・スキンケア類などは事前にまとめておくとスムーズです。
実際、私も時間ギリギリになったことがあるので、シャワー室に入る前に荷物の整理をしておくのがポイント!
【羽田エアポートガーデン内 シャワー】
2023年に開業した「羽田エアポートガーデン」内にもシャワールームがあり、ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港直結で宿泊者以外でも利用可能。
TIATが混雑しているときの代替にもおすすめです。
- 営業時間:14:00~翌11:00
- 料金:2,000円(30分)
- アメニティ:高品質で、リラックスできる雰囲気
やや高めの価格帯ですが、ホテル併設だけあってラグジュアリーな雰囲気を味わえます。
✈ 成田空港:第2ターミナルはプライオリティパス対応も
【ナインアワーズ 成田空港(第2ターミナル直結)】
私が「次の機会にぜひ使ってみたい」と思っているのが、第2ターミナル直結の「ナインアワーズ 成田空港」。
ここはなんとプライオリティパス対応で、対象のカードを持っていれば無料でシャワー利用が可能です。
- 営業時間:24時間
- 通常料金:シャワー利用のみで1,000円(1時間まで)
- プライオリティパス:無料利用可能(当日の搭乗券提示が必要)
- 設備:タオル、アメニティ、ドライヤー完備・個室ブース式
おしゃれで機能的な内装が特徴で、カプセルホテルとしての利用者も多いですが、シャワーだけの利用も気軽にOK。
シャワー室は十分な広さがあり、プライバシーも保たれていて女性にも安心です。
注意点としては、プライオリティパス利用の場合も混雑状況によっては待ち時間が発生することがあるため、余裕を持って訪れるのがベターです。
【一般エリアのシャワールーム(第1・第2)】
第1・第2ターミナル共に、一般エリアにシャワールームがあります(※航空会社ラウンジ外)。
- 料金:1,050円(30分)
- 利用時間:7:00〜21:00ごろ(ターミナルによる)
- 利用条件:当日中の出発便を利用する人向け
こちらも、手軽にリフレッシュしたい人には便利。特に朝便や夜便の前に一度サッパリしたい人には重宝します。
💡 シャワー利用時の持ち物とコツ
空港のシャワーをスムーズに使うには、事前準備がカギ。以下のアイテムをサッと取り出せるようにしておくと便利です。
- 替えの下着(小さなポーチにまとめる)
- 小さめの速乾タオル(施設のタオルが心配な場合)
- スキンケアセット(100ml以下のトラベルサイズ)
- ヘアゴム・洗顔ネットなど個別アイテム
- ビニール袋(濡れた物の持ち帰り用)
TIATシャワールームのように利用時間が30分限定の場合は、順序よく準備して入室後に慌てないようにするのがコツです。
✈ まとめ|シャワーで気分を整えて、気持ちよく旅立とう
飛行機に乗る前にシャワーを浴びると、驚くほどスッキリして、旅の始まりを気持ちよく迎えられます。
特に仕事終わりの夜便や長時間フライトの前には、ちょっとした一手間が心地よさを大きく左右します。
以前の私のように、ラウンジでのシャワーが混雑で使えなかった…なんて残念な思いをしないように、出国前の一般エリアで使えるシャワー施設を上手に活用して、あなたの旅をより快適にスタートさせてくださいね。
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