今回のベトナム旅行は、成田空港を朝9時に出発する便でした。
集合時間は出発の2時間前。自宅から始発で向かうとしても、逆算するとかなりタイトです。少しの遅延やトラブルで一気に余裕がなくなるのが目に見えていました。
「これは前泊したほうがいいな」
そう思ったのは、ごく自然な流れでした。
早朝出発の不安を抱えたまま当日を迎えるよりも、前日に空港近くまで移動しておけば、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。実際、これまでの旅の経験からも、前泊は“贅沢”ではなく“安心への投資”だと感じていました。
■ 前泊に選んだのは 東横INN成田空港本館
成田空港周辺には前泊向けのホテルがいくつかあります。
実は最初、料金の安さから「成田AICエアポートホテル」も候補に入れていました。ただ、公式サイトをよく見ると「送迎が必要なお客様はご予約時にご相談ください」との記載があり、少し引っかかりました。
送迎があるのか、時間はどうなのか、事前にやりとりが必要なのか。
その一つひとつを確認するのが、正直ちょっと面倒に感じてしまったのです。
一方、東横INN成田空港は公式サイトに空港⇔ホテル間の無料シャトルバスの時刻表がはっきり掲載されていました。
「この時間に乗れば、これくらいで着く」というのが一目で分かる。
この“分かりやすさ”が、最終的な決め手になりました。
宿泊日は休日だったため、料金はやや高め。
素泊まりで 10,670円。
5か月前に楽天トラベル経由で予約しました。前泊としては決して激安ではありませんが、「安心して眠れて、確実に空港へ行ける」ことを考えれば、納得できる金額でした。
■ 自宅出発|思わぬ強風と電車トラブル
前泊当日。
自宅で、事前にレンタル予約していた一眼レフカメラの宅配を受け取ってから、家を出発しました。今回の荷物は、機内持ち込みサイズのスーツケースひとつだけ。いつものスタイルです。
スーツケースを空港へ宅配で送ることも一瞬考えました。
ただ、JAL ABCカウンターの営業時間が朝7時からということもあり、当日の動線を考えると時間的に余裕がなくなりそうだったため、今回は見送りました。
この日は強風の影響で、電車が遅れ気味。
「今日は移動日だけど、やっぱり早めに出ておいてよかったな」と思いながら、横浜から成田空港方面の電車に乗りました。
ところが、東京駅でまさかのストップ。
成田エクスプレスがホームで止まっているのを横目に、「今日、飛行機に乗る人は大変だろうな…」と、他人事のように眺めてしまった自分がいました。
私の出発は明日。そう思うだけで、気持ちに余裕があるのが不思議です。
日暮里駅に到着すると、駅構内はかなりの混雑。
スカイライナーに乗るのはやめて、快速でゆっくり向かうことにしました。結果的に、予定より1時間ほど遅れて成田空港第1ターミナルに到着。
「今日はもう無理しない」と、気持ちを切り替えました。
■ 成田空港からホテルへ|ほぼ満席のシャトルバス
空港で夕飯を食べてからホテルへ向かうつもりでしたが、移動の疲れもあり、そのままホテルへ直行することにしました。
東横INNの無料シャトルバス乗り場は 16番。
17:50発のバスに乗りましたが、ほぼ満席。前泊利用者の多さがうかがえます。
ホテルまでは約15分。本館と新館が隣り合って建っており、私は今回、本館にチェックインしました。
チェックインは自動チェックイン機。
氏名と電話番号を入力すると、部屋のカードキーがそのまま出てきます。フロントでのやりとりがほとんどなく、スムーズでした。
チェックインカウンターの後ろには、セルフで取るアメニティ棚。
髭剃り、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、煎茶スティック、割りばしが置いてありました。必要なものだけ取れるのは、無駄がなくて好印象です。
■ 客室と館内|「ちょうどいい」が揃っている
部屋に入って、まず感じたのは「安心する広さ」。
ダブルベッド、デスク、テレビ、エアコン、湯沸かしポット、冷蔵庫、ドライヤー、大きな時計、加湿器、消臭スプレー、スリッパ、拡大鏡、ハンガー、靴ベラまで揃っていました。


落ち着いて過ごせました。
バスルームには、
バスタオル、フェイスタオル、バスマット、歯ブラシ&歯磨き粉、ポンプ式のハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、全身に使えるソープ。
トイレはウォシュレット付き。

パジャマは部屋には置いてありませんでしたが、後で気づいたところ、1階のローソン横、電子レンジ付近の棚にそれらしきものがありました。フロントに聞けば案内してもらえると思います。
夕飯は、1階チェックインカウンター横のローソンへ。
普段は節約のため、コンビニや外食をほとんどしない私ですが、この日は例外です。久しぶりに立ち寄ったコンビニで、おにぎりが200円を超えていることに軽く衝撃を受けつつ、おにぎり2つとサラダを購入。
部屋に戻り、静かな空間で食べる夕飯は、それだけで少し特別に感じました。
■ 早朝でも安心|前泊者向け無料朝食サービス
予約内容には「朝食 6:30〜9:30/1階・無料サービス」と記載がありました。
私は5:50のシャトルバスに乗る予定だったため、正直、朝食は諦めていました。
ところが、チェックアウト時に知ったのです。
早朝便向けのお客様には、5:30〜6:30、新館1階ロビーで無料朝食サービスがあるということを。
5:20頃にチェックアウトし、新館ロビーへ。
5:30になると朝食がスタートしました。
メニューは、カレー、パン、ジャム、サラダ、ヨーグルト、飲み物。


しっかりエネルギー補給できました。
私は、カレー、サラダ、ヨーグルト、コーヒーをチョイス。
これが無料だなんて、本当にありがたいサービスです。しかも、飲み物は紙カップに蓋付きで、持ち出しもできる仕様。
短い時間でしたが、しっかりエネルギー補給ができました。
■ シャトルバスで成田空港へ|ひとつだけ注意点
5:50発のシャトルバスに乗車。
バスは結構混んでいましたが、スムーズに出発。
ルートは T3 → T2 → T1 の順。私はT1で下車しました。所要時間は約15分ほど。早朝だったため渋滞もなく、予定通り空港に到着できました。
到着は1階の到着ロビー。出発ロビーは4階です。
ここでひとつ注意点。私は間違えて南出口S3から入ってしまい、ピーチの国内線方向へ向かってしまいました。早朝は人も少なく、案内を見落としがちなので要注意です。
■ 泊まってよかったと感じた理由
東横INN成田空港本館に泊まって、一番よかったのは安心感でした。
大手ホテルチェーンならではの安定感。必要なものがきちんと揃っていて、女性ひとりでも不安なく泊まれます。
アメニティが充実していること、館内にローソンがあり夕食に困らないこと、そして何より、早朝便利用者向けの無料朝食サービス。
前泊は「ただ寝るだけ」になりがちですが、ここでは「ちゃんと整えて出発できる」感覚がありました。
早朝出発の旅では、前泊が旅の質を大きく左右します。
慌ただしく家を出るのではなく、前日に移動し、落ち着いて眠り、しっかり食べて空港へ向かう。
そのおかげで、このあとのベトナム旅行は、最初から気持ちよくスタートすることができました。

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