3|【2日目】世界遺産の街・ヴァレッタ観光

ツアー旅行体験談

――地中海の光に包まれた、石の都を歩く

マルタ到着の余韻がまだ残る朝、バスに乗って空港を出発し、
いよいよマルタ共和国の首都ヴァレッタ観光が始まりました。

ヴァレッタは、街全体が世界遺産に登録されている要塞都市。
地中海に突き出すように築かれたこの街は、マルタ騎士団の歴史とともに、長い時間をかけて形づくられてきました。


アッパー・バラッカ・ガーデンからの絶景

最初に訪れたのは、アッパー・バラッカ・ガーデン
ここはヴァレッタ観光のハイライトともいえる場所で、
眼下にはグランドハーバー、対岸にはスリー・シティーズ、
そしてその先には、どこまでも続く地中海の水平線が広がっています。

アッパー・バラッカ・ガーデンからの眺め。
グランドハーバーとスリー・シティーズ、その先には地中海の水平線が広がります。

この日は天気にも恵まれ、空は澄み渡り、日差しは想像以上に強め。
「サングラスを持ってくればよかったな」と、少し後悔しました。

1月のマルタは、東京よりもずっと暖かく、体感的には3月くらい。
私は昼間、チェスターコートを脱いで、セーター一枚で過ごしていました。
冬のヨーロッパ=寒い、というイメージがあっただけに、この穏やかな気候は嬉しい誤算です。

しばらくその場に立ち、風と光と景色を感じながら、
「ここに来てよかった」と、素直に思いました。


念願の聖ヨハネ大聖堂へ

外観は意外と質素な聖ヨハネ大聖堂。中に入ると、その印象は一変します。

景色を堪能したあとは、聖ヨハネ大聖堂へ。
ここは、今回の旅行で私がとても楽しみにしていた場所のひとつです。

外観は比較的シンプルですが、一歩中へ入ると、その印象は一変します。
床一面に広がる大理石の墓碑、金色に輝く装飾、重厚な空気。
静かでありながら、圧倒されるような豪華さがありました。

聖ヨハネ大聖堂の象徴ともいえる大理石の床。
騎士たちの墓碑が並び、内部の豪華さを足元から感じられます。
短い時間では見きれないほど見どころが多い大聖堂でした。

この大聖堂には、カラヴァッジォの代表作
「洗礼者ヨハネの斬首」「執筆する聖ヒエロニムス」
の2点が収蔵されています。

どちらも門外不出の作品で、マルタでしか見ることができません。
写真や映像ではなく、ぜひ現地で見てほしい――
そう思わずにはいられない、強い存在感のある絵でした。

聖ヨハネ大聖堂の内部は、とにかく見どころが多く、
正直なところ「もう少しじっくり見たかった」という気持ちが残ります。
ただ、今回はツアーなので、どうしても時間は限られてしまいます。

「次に来るときは、個人旅行でゆっくり来ようかな」
そんな思いが、自然と浮かびました。


自由時間はジェラート屋さんへ

大聖堂の見学後は、少しだけ自由時間がありました。
一人参加の4人で相談して向かったのは、
「Amorino(アモリーノ)」というジェラート屋さん。

自由時間に立ち寄った「Amorino」。花の形に盛り付けられたジェラートが可愛くて、思わず写真を撮りました。

ここでは、ジェラートを花の形にきれいに盛り付けてくれます。
見た目も可愛く、思わず写真を撮りたくなるほど。

私が選んだフレーバーは、ピスタチオとチョコレート
濃厚で満足感があり、歩き疲れた体にちょうどいい甘さでした。

ジェラートを楽しんだあとは、集合時間までの間、
お店をのぞきながら、お土産に良さそうなものがないかを物色。
街歩きが楽しいのも、ヴァレッタの魅力のひとつです。

こうして、約2時間のヴァレッタ観光はあっという間に終了しました。


昼食はヴァレッタの老舗レストラン「LUCIANO」

昼食は、ヴァレッタにある「LUCIANO」というレストランでいただきました。

この日のメニューは、

  • チキンポタージュスープ
  • ブラジオリ(マルタの伝統的な肉の肉巻き料理)
  • ポテトと温野菜
  • アップルパイ

どれも素朴で、ほっとする味。
旅の序盤にはちょうどいい、落ち着いた食事でした。

マルタ名物の炭酸飲料「Kinnie」。オレンジピールとハーブの苦みが特徴的な大人の味です。

飲み物には、マルタの炭酸飲料
「Kinnie(キニー)」を注文。
オレンジピールの苦みとハーブの風味が特徴で、少し大人向けの味です。
最初は「どんな味だろう?」と思いましたが、飲んでいるうちにクセになる、不思議な飲み物でした。


海沿いのホテルへチェックイン

15時頃、この日から3連泊するホテル
「CORINTHIA ST GEORGES BAY(コリンシア・ホテル・セント・ジョージズ・ベイ)」
に到着。

3連泊する海沿いのホテルにチェックイン。
とても素敵なホテルで、ここに泊まれるのが嬉しくなりました。

海沿いに建つ、とても素敵なホテルで、ロビーに入った瞬間から気分が上がりました。
「ここに泊まれるんだ」と思うと、それだけで嬉しくなります。

今回のツアーは、夕食が付いていないプラン。
添乗員さんから、近くの買い物スポットをいくつか教えてもらいました。

  • 徒歩約10分:ベイ・ストリート・ショッピング・コンプレックス
  • 徒歩約20分:アルカディア(スーパー)
  • 徒歩約5分:InstaStore(スーパー)

小さなスーパーで、旅の日常を感じる

移動と観光で少し疲れていたこともあり、
「遠くまでは行かず、近くで済ませよう」ということで、
ホテルから一番近いInstaStoreへ、一人参加の4人で行ってみることにしました。

InstaStoreは、こぢんまりとした小さなスーパー。
観光客向けというより、地元の人が普段使いするようなお店です。

この日はあまりお腹も空いていなかったので、
小腹が空いたとき用にポテトチップスを購入。
それだけでも、「現地で買い物をした」という満足感があります。


旅の2日目は、静かに締めくくる

ホテルに戻ったあとは、部屋でゆっくり過ごし、早めに就寝。
長い移動を経て迎えた、マルタでの最初の本格的な一日。

派手な出来事があったわけではありませんが、
景色、美術、食事、街の空気――
そのすべてが、静かに心に残る一日でした。

こうして、マルタの旅は、少しずつ深まっていきます。

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