1日目|出発〜ダブリン到着|いよいよアイルランドの旅が始まる

ツアー旅行体験談

いざ出発の日。仕事を終えて羽田空港へ

2024年9月上旬。待ちに待ったアイルランド出発の日がやってきました。
今回はHISの「美しきアイルランド周遊7日間」ツアーに一人で参加。不安と楽しみが入り混じり、朝からずっとドキドキです。

出発は羽田空港からの夜便。21:55発、ターキッシュ航空TK199便でイスタンブールを経由し、最終目的地のダブリンへ向かいます。仕事を終えてそのまま羽田空港に直行。ターミナル3には出発の3時間前に集合でした。


添乗員さんとのやりとり

HISでは、旅行前に添乗員さんから「事前の案内電話を受けるかどうか」を選択できました。日程表と一緒に届いたQRコードから申し込みが可能です。
私は電話がとても苦手なタイプ。特に聞きたいこともなかったので、今回は申し込みをパスしました。

それでも添乗員さんとしては、注意事項を事前に伝えたい様子。SMSで連絡が入り、「もしよければLINEでご案内を送ります」と提案いただきました。結果的にLINEでやりとりができたので、気楽に安心感も得られました。


チェックインと両替

当日はHISカウンターで受付を済ませ、添乗員さんにご挨拶。その後、自動チェックイン機で手続きを済ませました。とはいえ荷物を預けるカウンターでは1時間ほどの行列。毎回思うのですが、この待ち時間は本当に苦手です。「手荷物だけで行けたら楽なのにな」とつい考えてしまいます。

荷物を預け終えたら、HISからもらった割引クーポンが使える両替所へ。
今回のツアーでは、食事は基本的にコース料理がセットになっているのですが、レストランでの飲み物代は各自支払いというスタイルでした。そしてこの支払いは「現金払い」が基本。ツアーではクレジットカードが使えない場面もあるので、少額の現金を用意しておく必要があります。

ただし、個人旅行の場合は多くのレストランやカフェでクレジットカードが使えるので、ここまで細かい現金を準備しなくても大丈夫。あくまで「ツアー参加なら現金必須」と考えると安心です。

私は今回のツアーで必要な分として、以下のように両替しました。

  • ユーロ:レストランでのソフトドリンク代(1杯約800円×5回=約4000円)+枕チップ(1ユーロ×3泊=3ユーロ)で合計5000円ほど
  • ポンド(北アイルランド用):レストラン代1回+枕チップ(1ポンド×2泊)で2000円ほど

ツアー旅行ではこの程度の現金で十分でした。


出発前のリフレッシュ。羽田のシャワールーム

搭乗前にシャワーを浴びたくなり、ターミナル3のシャワールームを利用しました。ここを使うのは2回目。料金は30分1500円。タオルやシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤーなど最低限は揃っていますが、クレンジングやボディタオルは持参が必要です。

旅行前にさっぱりできるのはありがたいもの。ラウンジのシャワーは混雑で使えないことが多いので、あらかじめこちらを利用しておいて正解でした。


保安検査と出国審査

シャワーで気分もリフレッシュしたところで、保安検査へ。正直、私はどこの国でも保安検査が苦手です。人が多いと皆ピリピリしていて、焦ってテンパってしまうんです。過去にはメキシコの空港でパスポートを取り忘れて青ざめた経験もあります(幸い無事に見つかりましたが)。

その教訓から、貴重品は必ずバッグの「定位置」に戻してから検査に挑むようにしています。

出国審査は顔認証ゲートがメインですが、私は旅の記念にスタンプを押してもらう派。顔認証を通過したあと、カウンターにいる職員さんにパスポートを渡せば押してもらえます。小さな楽しみですが、後から見返すと旅の記憶が鮮やかによみがえります。


ラウンジでひと休み

出国審査後はラウンジへ。まずはプライオリティパスが利用できる「TIAT LOUNGE」に向かいましたが、すでに長蛇の列。入場まで1時間かかるとのことで断念しました。予想通り、出発前にシャワーを浴びておいて正解でした。

気持ちを切り替え、隣の「SKY LOUNGE」へ。こちらは三井住友ゴールドカードの空港ラウンジサービスを利用できます。軽食はありませんが、ソフトドリンクが無料で、座席ごとにコンセントも備わっているので快適。ここで1時間ほどゆっくり過ごし、搭乗口へ移動しました。


ターキッシュ航空でイスタンブールへ

21:55、いよいよ出発。最初の目的地はイスタンブール。飛行時間は約13時間15分です。

機内では2回の食事が提供され、さらに嬉しかったのがアメニティポーチ。スリッパ、靴下、アイマスク、歯ブラシ、歯磨き粉、そして小さなバームまで入っていました。こうした細やかなサービスは長時間フライトにはありがたいですね。

私は通路側の席を確保。幸運にも隣が空席で、とても快適でした。映画を観ようと思ったのですが、うとうとしては巻き戻しての繰り返し…。結局ほとんど観られないまま時間が過ぎていきました(笑)。


イスタンブールでの乗り継ぎ

翌朝5:10、イスタンブールに到着。世界的に有名な巨大空港だけあり、降り立った瞬間から広大さに圧倒されます。乗り継ぎ時間は2時間弱。急いでセキュリティチェックへ向かいましたが、ここでも長蛇の列。

全員の手続きが終わるまでかなり時間がかかり、その間に搭乗券を紛失した方も…。セキュリティチェックの慌ただしさは要注意です。私は「搭乗券とパスポートはすぐ出せるポーチにまとめる」ことを再確認しました。

結局ラウンジに立ち寄る時間はなく、そのまま搭乗口へ。搭乗まで30分ほどの余裕を残して到着できたので、ひと安心です。


ダブリン到着。いよいよ観光がスタート!

6:55発のTK1975便でイスタンブールを出発。飛行時間は約4時間40分、機内食は1回提供されました。
そして9:35、ついにダブリンに到着。

ダブリン行き機内食

しかし、ここでハプニング発生。ツアー参加者のうち2名が乗り遅れたとのことでした。どうやら「出発時刻=搭乗時刻」と勘違いしていたようです。旅では時間管理の大切さを改めて痛感しました。

スーツケースを待つ間に荷物を整理。ここからはいよいよ観光が始まります。長いフライトを経て到着したアイルランド。心の中のワクワクは最高潮に。緑の国を巡る7日間の旅が、ついにスタートしました。

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