歴史と人のあたたかさに触れるマリィの街歩き、そして首都アシュガバードへ
6日目は、マリィの朝の静けさと人々の生活に触れるところからスタートしました。
前日までメルヴ遺跡を巡り、古代の壮大な歴史に浸った旅。今日は、現代のマリィの街を歩き、その土地に息づく文化や人々の暮らしを身近に感じられる一日となりました。
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■ 静かなホテルの朝と、コンチネンタルの朝食
6時頃に起床し、ホテルのレストランで朝食をいただきます。
昨日の中庭ディナーとは対照的に、朝のレストランは落ち着いた雰囲気。セットメニューのコンチネンタルブレックファストはシンプルですが、パン、目玉焼き、サラダ、チーズとしっかりした内容で、旅の合間にほっとするような朝食でした。

食後は、「希望者だけの早朝散歩ツアー」に参加。朝の空気を吸いながら町を歩くと、昨日とはまた違う表情が見えてきます。
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■ 早朝散歩:マリィの街に息づく文化を歩く
ホテル周辺には歴史的建造物や公共施設が点在し、歩くだけでその土地の空気を肌で感じられます。
まずは グルバングリ・ハッジ・モスクへ。
白を基調とした荘厳な外観が朝日に照らされて輝き、静かな祈りの時間が流れているようでした。

次に、マリィ地域図書館や高さ100mの巨大国旗を見て回ります。
この国旗ポールは遠くからでもよく見え、街のランドマーク的存在。風に揺れる緑の国旗がとても印象的でした。


国旗ポール
さらに歩くと、トルクメンバシ・ルーヒヤット・パレスやドラマ劇場など、白大理石の建物が次々と現れます。アシュガバード同様、マリィも白い建物が多く、どれも大きく、どこか未来都市のような雰囲気があります。


ホテル隣のマリィ地域博物館前の広場では「絨毯の日」のリハーサルが行われていました。
民族衣装をまとった人たちが次々と集まり、カラフルな刺繍や鮮やかな衣装がとても美しい光景でした。
特に印象的だったのは、民族衣装の子どもたち。
笑顔で手を振ってくれ、一緒に記念撮影をすることができました。トルクメニスタンは日本人が珍しいのか、どこへ行っても「写真撮ろう!」と声をかけられることが多く、温かく迎えてくれているのが伝わってきます。
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■ マリィ市内観光スタート:まずはロシア正教会へ
散歩から戻り、荷物をまとめてチェックアウト。9時30分、観光のためバスで市内へ出発します。
最初に向かったのは、トルクメニスタン内で最も古いという
ロシア正教会 アレクサンダー・ネフスキー教会。


ちょうどイースターの飾りつけを片づけているところで、カラフルな装飾やイコンが飾られている場面を見ることができました。トルクメニスタンのイスラム文化とは異なる、正教会の静謐な空間に心が落ち着きます。
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■ 活気あふれるゴク・バザールへ
次に向かったのは、地元の人が日常的に利用する大きな市場
ゴク・バザール(青いバザール)。


野菜、香辛料、ナッツ、ドライフルーツなどが山積みで並び、色鮮やかで見ているだけでも楽しい場所です。
お土産に探していた「トルクメニスタン国旗のピンバッジ」もここで購入しました。
地元感あふれる市場は、旅の醍醐味を満喫できるスポットでした。
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■ マリィ地域博物館で古代文明「マルグシュ」の世界へ
次に訪れたのは、ホテル隣にある マリィ地域博物館。
内部は写真撮影不可でしたが、展示内容は非常に貴重なものでした。

マリィには、前日に訪れたメルヴ遺跡よりも古いとされる
マルグシュ遺跡(古代オアシス文明)
があり、その出土品が並んでいます。
土器、アクセサリー、生活道具などの展示を通じ、紀元前から続くこの地の歴史の深さを感じることができました。
写真に残せなかったのは残念ですが、「ここでしか見られないものを見た」という満足感のある博物館でした。
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■ レストラン「Belent」でスパイス香るランチ
市内観光のあとは、レストラン 「Belent(ベラント)」でランチ。
メニュー:
- エゾリンゲンスープ(プルグルと赤レンズ豆のスープ)
- グリーンサラダ
- スルタンのお気に入り(シチューがけ焼きナスのビューレ)
- ティラミス




どの料理もやさしい味で食べやすく、特に焼きナス料理は絶品でした。
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■ アシュガバードへ戻りながら「アナウ遺跡」に立ち寄り
ランチ後は、前日と同じ新しい高速道路を利用してアシュガバードへ戻ります。
途中で アナウ遺跡 に立ち寄りました。


1948年の大震災で崩れてしまったモスク跡が残っており、倒壊した壁の装飾タイルなどに歴史の面影を見ることができます。
ここでは、モスクの周りを 3回回ると願いが叶う と信じられており、私も旅の安全と健康を願ってしっかり3周しました。
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■ ベルカル・ショッピングセンターで買い物
その後、アシュガバードの
ベルカル・ショッピング・センター
に立ち寄り、スーパー「カミル・マート」でお買い物。
時間は15分ほどしかありませんでしたが、私は職場へのお土産に ドライメロンのチョコレート を購入。トルクメニスタンらしい甘くて濃厚なお菓子です。
支払いは クレジットカード不可。
マナトの現金も持っていなかったため、
① 現地ガイドさんがマナトで立て替え
② その分を米ドルでガイドさんへ支払い
という流れが主流でした。
このあたりは国ならではの事情を感じる場面です。
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■ 夕食はアシュガバードの人気店「DAG LEZZETI」へ
アシュガバード市内に戻り、夕食のためレストラン
「ダグ・レゼティ(DAG LEZZETI)」 へ。
メニュー:
- カクマチ(伝統的な乾燥肉)
- サラダ
- イシュレクリ(お肉のパイ)
- フルーツ




シンプルですが味わい深く、特にイシュレクリはサクッとしたパイ生地に肉の旨味が詰まっていてとても美味しかったです。
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■ ライトアップされたアシュガバードの街を抜け、ホテルへ
夕食後はライトアップが始まった街を車窓から眺めながらホテルへ。
白大理石の建物が光を反射し、まるで宝石箱の中を走っているような幻想的な雰囲気です。
この日は再び HOTEL YYLDYZ(ユルディズ) にチェックイン。
翌日は早朝の国内線でトルクメンバシへ向かい、絶景 ヤンギ・カラ を観光します。
そのため、荷物をまとめて早めに休むことにしました。
旅もいよいよ後半へ。明日はどんな景色に出会えるのでしょうか。


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