――憧れが現実になる日
■ 早朝出発。いよいよペトラ遺跡へ
この日は、いよいよ今回の旅の最大の目的である世界遺産ペトラ遺跡観光の日。
朝食はホテルでビュッフェをいただきました。品数は多くはなく、パンや卵料理などの定番メニューが中心。
正直なところ、これから始まる長時間の観光に向けて、気持ちのほうが先走ってしまい、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
当初の予定では8時にホテル出発でしたが、現地ガイドさんから前日に
「明日は早めに出ましょう」
と提案があり、7時にホテルを出発することに。
結果的に、この判断は大正解だったと思います。
■ 7:30頃 ペトラ遺跡入口に到着
ホテルを出発してほどなく、7時30分頃にペトラ遺跡の入口へ到着しました。
入口周辺には、博物館やおみやげ物店が並んでいます。

観光前は
「帰りに博物館もゆっくり見たいな」
「おみやげもここで選べそう」
などと思っていたのですが、この日はエド・ディルまで観光したため、結果的に時間がまったく足りず、入口周辺をじっくり見ることはできませんでした。
ペトラ遺跡は、想像以上に広く、体力も時間も必要な場所です。
■ 現地ガイドさんの案内で観光スタート
いよいよ、現地ガイドさんの案内でペトラ遺跡観光がスタート。
ガイドさんはとても丁寧で、
・ペトラの歴史
・ナバテア人の暮らし
・岩窟遺跡の意味
などを、歩きながら分かりやすく説明してくれました。
ただ歩くだけでは見過ごしてしまいそうな岩の模様や構造にも意味があることを知り、
「これは個人で来ていたら分からなかったな」と、添乗員付き・ガイド付きツアーのありがたさを実感します。
■ シークを抜けて…エル・ハズネへ
狭く長い岩の回廊、シークを歩き続け、9時30分頃。
ついに、その瞬間が訪れました。

シークを抜けた先に、少しずつ視界に現れる巨大な岩のファサード。
そして、目の前に現れたのが、エル・ハズネです。

写真や映像では何度も見てきたはずなのに、
実際に目の前に立つと、言葉が出ませんでした。
「ここに来たかったんだ」
「本当に来られたんだ」
10代の頃に映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』で見たあの場所。
長年の憧れが、現実になった瞬間でした。

ここでは少し自由行動の時間があり、ラクダに乗って記念撮影をすることに。
観光客の中には、崖の上に登って写真を撮っている人もいましたが、ガイドさんから
「危険ですし、ぼったくりも多いので行かないでください」
と注意があり、私は近づかないようにしました。
安全第一で楽しむのが一番です。
■ 王家の墓とローマ劇場を見下ろす景色
次に向かったのは王家の墓。
岩山を登り、途中の休憩所から見下ろすローマ劇場の景色は圧巻でした。


この日はちょうどシーズンだったのか、休憩所ではイチジクのジュースが売られていました。
暑さで乾いた体に、自然な甘さがじんわりと染み込み、思わず「おいしい…」と声が出てしまいます。
■ 大神殿を見学、そして昼食へ

続いて大神殿を見学。
ペトラ遺跡は、ただ「すごい建物がある」という場所ではなく、
都市としての機能を持っていたことが、歩くほどに伝わってきます。

11時30分頃、遺跡内のレストランで昼食。
ビュッフェスタイルで、ここでようやく少し落ち着いて休憩することができました。
■ 昼食後の自由行動。エド・ディルへの挑戦
昼食後は自由行動。
私は、どうしても行きたかったエド・ディルへ向かうことにしました。
この時期、キックボクシングに通い始めてはいましたが、正直まだまだ運動不足。
それでも
「ここまで来て行かない選択肢はない」
と、自分を奮い立たせます。
エド・ディルへの道は、想像以上に過酷でした。
気温は上がり、日差しは強く、日陰はほとんどありません。
人も多く、道幅が狭い場所もあり、少し怖さを感じる場面もありました。
約1時間、ひたすら登り続け、ようやくエド・ディルに到着。
息は上がり、汗だく、砂まみれ。それでも、目の前に広がる景色を見た瞬間、疲れは一気に吹き飛びました。

「来てよかった」
ただ、その一言に尽きます。
無我夢中で写真を撮りましたが、集合時間があるため、ゆっくりする余裕はなく、急いで下山することに。
本当はビザンチン教会にも立ち寄りたかったのですが、今回は時間切れで断念しました。
■ 時間との戦い。ペトラ遺跡は1日では足りない
下山後は、
大神殿、ローマ劇場、エル・ハズネ、シーク…
来た道をほぼ早歩きで戻る状態。
足元は砂で歩きづらく、体力も限界。
何とか集合時間に間に合いましたが、他の参加者の方々も30分ほど遅れて到着していました。
それだけ、ペトラ遺跡は広く、見どころが多いということ。
1日では到底足りない場所だと、心から感じました。
今回のツアーにはPetra by Night(ペトラ・バイ・ナイト)が含まれていなかったため、夜の幻想的なペトラを見ることはできませんでした。
もし次に行く機会があるなら、
・ペトラ遺跡内のホテルに泊まる
・ペトラ・バイ・ナイトに参加する
この2つは、ぜひ叶えたいと思っています。
■ 汗だくの後は、水に癒される
ペトラ遺跡観光の後は、アイン・ムーサ(モーセの泉)を見学。
水のある場所に来ると、それだけで心と体がほっとします。
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その後、専用車で死海へ移動。
夕方から夜にかけての移動で、体の疲れもピークに達していました。
■ 死海のリゾートホテルへ
到着したのは
GRAND EAST HOTEL RESORT AND SPA DEAD SEA。

到着した頃には21時近くになっており、夕食はかなり遅めの時間でした。
夕食はビュッフェスタイルでした。
リゾートホテルらしい広々とした空間で、「ああ、今日は本当に頑張ったな」としみじみ感じます。
■ 長い一日の終わり
部屋に戻り、すぐにシャワーを浴び、ベッドへ。
ペトラ遺跡を歩き尽くした一日。
体は限界でしたが、心は満たされていました。

「この景色を、自分の目で見られてよかった」
そう思いながら、深い眠りに落ちました。


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