8日間にわたるバルト三国+ワルシャワの旅を終えて、日本に帰ってきました。
長いようであっという間の旅。振り返ると、どの瞬間も心に残る思い出でいっぱいです。
今回のツアーは、添乗員同行・4カ国周遊という内容。行く前は少し詰め込みすぎかなと思いましたが、実際に体験してみるととても効率的で、観光バランスも良く、大満足の内容でした。
特によかったのは、往路のワルシャワ観光が組み込まれていたこと。もしなければ、空港で何時間も待っているだけだったと思うと、このスケジュール設計のありがたさを実感します。初日からポーランドの街を歩くことで、旅のスイッチが入りました。
一人参加でも安心して楽しめたツアー
私は今回も一人参加。初めてではないとはいえ、やはり自由行動があるツアーでは少し不安もありました。
でも実際は、同じように一人参加の方が他にも何人かいらして、自然と一緒に行動するように。
リガやタリンでの自由時間は、5人の一人参加メンバーで一緒に散策し、とても心強かったです。
一人参加で自由行動が不安な方は、ツアーを申し込む時に「一人参加は何名くらいいますか?」と旅行会社に確認してみるのがおすすめです。
もちろん、すべてを人に頼らず、自分で計画を立てることも大切。
「Googleマップの使い方」や「現地の移動手段」などを事前に調べておくと、想像以上にスムーズに行動できます。
そして、無事に目的地に着けたときは達成感が大きく、“ちょっと成長した自分”を感じられます。
旅は、そんな小さな挑戦の積み重ねでもあるのだと、改めて思いました。
添乗員さんと安心感のある旅
今回の添乗員さんは、経験豊富で頼れるベテランの方。
各国の文化や歴史だけでなく、現地の生活事情や旅の豆知識まで、さまざまな話を聞かせてくれました。
観光の移動時間も、ちょっとした会話で和ませてくれる気配りが印象的でした。
添乗員同行ツアーの魅力は、やはりこうした安心感と学びにあると思います。
旅の季節と持ち物のポイント
私が訪れたのは10月上旬。気温は日本の晩秋から初冬といった肌寒さでした。
日中でも上着が必要で、朝晩は手袋やカイロが役立ちました。
バルト三国の気候は変わりやすく、雨具は必須アイテムです。私は折りたたみ傘を常にバッグに入れていました。
また、エコバッグはどの国でも重宝します。スーパーや市場では袋が有料のことが多く、観光中にちょっとしたお土産を買うときにも便利です。
トイレは有料の場所もあるため、小銭を少し用意しておくと安心。
カードが使える場合もありますが、現金があるとスムーズでした。
カード事情と物価の印象
4カ国ともキャッシュレス化が進んでおり、カード決済が主流でした。
タリンのカフェやスーパー、屋台などでもタップ決済(非接触支払い)が使えるほど便利でしたが、Hellemann Tower and Town Wall Walkwayの入場料など現金のみ対応の場所もありました。
そのため、少額の現金(ユーロ)を少し持っておくと安心です。
物価は日本よりやや高め。
たとえば板チョコが1枚500〜600円ほど。
日本の感覚からすると少し高いですが、パッケージが可愛く、お土産としては十分価値を感じます。
外食は観光地価格ではありますが、ボリュームがあり満足度は高いです。
40代の旅、無理せず楽しむ
40代に入ってから特に意識しているのは、体調管理と無理をしない旅。
観光が続くときは、夜の自由行動を思いきって休息時間にあてることも大切です。
私はタリンでディナーをパスしてホテルで軽食にしましたが、これが結果的に正解でした。
お湯を沸かして、日本から持参したデカフェのドリップコーヒーを飲んだときのホッとする感覚。
旅先での“ひとり時間”も、旅の楽しみの一部なのだと感じました。
そして次の旅へ
今回の旅では、4カ国を効率よく回ることができ、充実感と同時に“もっと知りたい”という気持ちも湧いてきました。
次に訪れるなら、クリスマスマーケットの季節に行ってみたい。
雪に包まれた中世の街並みを歩いたら、きっとまた違った表情を見せてくれることでしょう。
バルト三国の人々の温かさ、美しい街並み、静かで穏やかな時間。
この旅で感じたことを胸に、また新しい場所へ一歩を踏み出したいと思います。
✈ 旅を終えて
「一人旅は不安」と思っていた20代の頃の自分に、今ならこう伝えたいです。
――準備さえしておけば、大丈夫。
そしてその先には、想像以上の景色と出会いが待っています。
添乗員同行ツアーは、安心して海外を楽しみたい方、そして“ひとりでも世界を見たい”と思っている方にぴったりの旅スタイル。
私にとっても、これからの旅の原点となるような、忘れられない8日間になりました。
-120x68.jpg)

コメント