はじめに|「集合時間」って悩ましい
旅のワクワクは、空港に着いた瞬間から始まります。そしてツアー旅行では、空港や現地での「集合時間」が大事なポイントになりますよね。
私はこれまでに46カ国をツアーで巡ってきましたが、集合時間に対する考え方や過ごし方は、旅を快適に楽しむ上でとても大切だと感じています。今回は、私が実践している「集合時間との付き合い方」や、ちょっとしたコツをご紹介します。
早め行動派?ギリギリ派?それぞれの特徴
ツアーで一緒になる参加者を見ていると、「かなり早めに来る人」「いつもギリギリに到着する人」、本当にさまざまです。
■ 早め行動派のメリット・デメリット
私も基本的には「早め行動派」。
早く到着しておけば、道に迷っても慌てずに済みますし、集合場所で落ち着いて過ごせます。トイレを済ませたり、お土産を見たり、ちょっとした撮影を楽しむ余裕も生まれます。
ただし、待ち時間が長くなるのがデメリット。暑い日や寒い日、屋外の集合場所だと、ちょっとしんどく感じることもあります。
■ ギリギリ派のメリット・デメリット
一方で、時間をギリギリまで使って観光やショッピングを楽しむ人もいます。無駄なく時間を活用するスタイルですが、電車の遅延や迷子などがあると、集合時間に遅れてしまうリスクも。添乗員さんや他の参加者にも気を遣わせてしまいます。
私は「早め行動派」…だけど状況に応じて使い分け
私は基本、空港でも現地でも「早めに到着する」ことを意識しています。でも、100%早めに行動しているわけではありません。
例えば、夜の集合やホテルロビー集合などで道に迷う心配がない場合は、時間を逆算して少し余裕を持って行動することもあります。
状況に合わせて“柔軟に”というスタンスが、自分には合っているようです。
私の立ち回り術&マイルール
ツアー中の集合に関して、私なりの立ち回り術とマイルールをご紹介します。
空港には出発の3時間前に到着
国際線利用時は出発の3時間前には空港に着くようにしています。
空港までの電車やバスが遅れることもありますし、旅行会社の受付がわかりづらい場所にあることも。また、チェックインカウンターが混雑していて、ラウンジでゆっくりするつもりが結局できなかった…という経験も何度もあります。
だからこそ「早め行動」によって、旅のスタートを気持ちよく切るようにしています。
観光地の集合には5分前行動
現地での観光や自由行動後の集合も、5分前には必ず到着するようにしています。
ひとり参加の時は、道に迷わないように目印になる建物を覚えたり、集合場所を写真で撮っておいたりしています。地図アプリだけでは不安なときもあるので、実際の風景を記録しておくと安心です。
友達と参加のときは“夢中になりすぎ注意”
友達と一緒のときは、ついつい写真撮影やショッピングに夢中になって時間を忘れてしまいがち。おしゃべりも盛り上がって「えっ、もう集合時間!?」と焦ったこともあります。
そんな経験から、誰かと一緒のときほど時間管理に気をつけるようになりました。
コーヒー好きでも、移動日の朝は控えめに
私はコーヒーが大好きなのですが、ツアーでは移動が多い日やトイレが少ない日もありますよね。
そんな日は利尿作用のあるコーヒーは控えて、水をメインに摂るようにしています。地味だけど、快適に旅をするための大事な工夫です。
お財布はナスカン付きスプリングキーホルダーで管理
お財布や小物を落とさないために、100円ショップのナスカン付きキーホルダーを愛用しています。バッグやズボンのベルトループに留めておけるので、置き忘れ防止になります。
街歩き中でも安心感があり、ひとり旅の強い味方です。
買い物は最終日にまとめて
旅先ではついつい買い物をしたくなりますが、私は「本当に欲しいもの」以外は帰国前日にまとめて購入するようにしています。そうすることで荷物の増加を抑え、現地での移動もラクになります。買い物に時間を取られすぎて集合に遅れた…という失敗を防ぐ意味でも効果的です。
集合時間を快適にするマイルール5つ
- 集合場所は事前に地図でチェック+現地で写真を撮っておく
- 5分前行動を心がける(周囲への配慮にもつながる)
- 遅れそうな時はすぐ添乗員さんに連絡を入れる
- 体調管理やトイレ対策も含めた行動計画を立てる
- 自分も他の人も責めない「思いやりの気持ち」を忘れない
おわりに|集合時間は「思いやり」の時間
集合時間にぴったり行動できるかどうかは、自分の行動だけでなく、天候や交通事情、体調などいろんな要因に左右されます。
だからこそ、少しの余裕と気遣いが大切。
時間に余裕があると、心にも余裕が生まれて、旅がもっと楽しくなります。
そして何より、他の参加者や添乗員さんと気持ちよく旅を共有できるのがうれしいですよね。
自分自身も無理せず、そして他の人も責めずに。
旅を楽しむために、私はこれからも「早め行動派」スタイルを大切にしていこうと思っています。
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